型番:Ref.YK20223-1(ドットタイプ)
素材:316Lステンレススチール(ケース)、304ステンレススチール(ブレス)
サイズ:ケース径40mm、ケース厚12.75mm(サファイアクリスタルのドーム形風防を含むと15.75mm)
防水性:10気圧防水(日常生活防水)
駆動方式:自動巻き(セイコーエプソン製 Cal.YN55A/22石/毎時2万1600振動(日差-25秒+35秒)/最大巻き上げ時約40時間パワーリザーブ)
限定本数:200本
希望小売価格:66,000円(組み立て:日本)
保証期間:1年間
1400万円以上を達成した人気ダイバーズモデルが“チックタック”とのWネームとして復活!
アウトライン・ネイビーダイバーは、かつてクラウドファンディングで1400万円以上という同ブランド最高金額を達成したモデルの2ndバージョン。今回は、全国に約50店舗を展開する腕時計の人気セレクトショップ“チックタック(TiCTAC)”との初のコラボレーションモデルとして新たに開発したものです。
1960年代の往年のダイバーズウオッチをモチーフにしつつも、回転ベゼルは一般的なブラックではなく、経年変化によってネイビーカラーに退色したかのような雰囲気を再現している点が最大の特徴です。このネイビーベゼルとは、実はアンティークウオッチの愛好家の間ではレアポイントのひとつとして挙げられている退色ベゼル(Faded bezel)のことです。しかし、とても珍しいため特に珍重されているカラーのひとつになります。
今回はその少し褪せたようなネイビーに徹底的にこだわり何度もやり直しをすることで、絶妙な色合いを再現。おそらく愛好家の方も思わず2度見してしまう、それほどいい色味と雰囲気を実現しました。
文字盤の6時側に配置した「M」のマークはチックタックが自社で展開する時計ブランド“ムーブメント・イン・モーション”のロゴマークのデザインをネイビーダイバー用にリデザインしたものです。
かつて軍用時計には夜間の視認性を高めるため夜光素材にトリチウムが使われていました。そのためそれを示すための「T」マークが当時の文字盤に表示されていたのです。今回はそれに倣って「M」マークを同じように配置。アウトラインとのダブルネームを象徴すると同時に、1970年代当時の軍用時計の雰囲気も楽しめるデザインとしている点も大きな魅力です。
ムーヴメントにはセイコー製の機械式自動巻きムーヴメント、Cal.YN55Aを搭載。また時計のバリエーションはインデックス違いで2種類用意しました。ドットとバーを組み合わせた往年のスタンダードタイプと、一部に3・6・9を使用した軍用タイプです。もちろん1950年代のものを復刻したアウトラインオリジナルのリベットブレスがセットされており、レトロ感がぐっと際立った魅力的な作りとなっております。
現在、チックタックの店頭でも販売されています。実機を見て購入したいという方は、ぜひそちらもご利用ください。
“ネイビーダイバー”七つのこだわり!
1)サファイアクリスタルのドーム風防
防水性を確保するためにサファイアクリスタル風防を採用。そしてご覧のようにドーム型を再現しました。ただ、単純に出っ張らせてしまうとインデックスが歪んで見えてしまうため、美しい曲線になるようにしています。かなりいい感じに仕上がりました。
2)ビッグナンバーを再現
裏ブタに刻印されるシリアルナンバーといえば小さく刻印されるのが一般的ですが、今回は愛好家の間で言われるところの“ビッグナンバー”。つまりロレックスのコメックスモデルに倣って、あえて大きく刻印しています。
3)絶妙な色合いのネイビーベゼル
冒頭でも紹介しましたが、本商品の最大の売りが旧型サブマリーナーのレアポイントとして特に愛好家から珍重されているネイビーベゼルです。今回はその微妙な色合いに徹底的にこだわり何度もやり直しをすることで、絶妙な色合いを再現。おそらくは、ロレックス愛好家の方も納得できるほどのいい色味と仕上がりだと思います。また、少し焼けた感じの色合いを表現したインデックスも少し盛り上がった感じに仕上げることでレトロ感を強調しています。なお、夜光塗料に色を入れて表現しているため、夜間でも光りません。あらかじめご了承ください。
4)リベットブレスをセット
セットされるリベットブレスは1950年代にロレックスが採用していたタイプをアウトラインで復刻したものです。写真の右二つのコマを見てください。このコマはマイナスドライバーで、自分自身でコマ詰めができる仕組みになっており、これはアウトラインだけの仕様です。そのためリベットブレス単体だけでもすでに500本以上もの販売実績をもつほどの大人気ブレスです。
5)当時のスポーツロレックスと同じ太いバネ棒を使用
ロレックスが使用しているバネ棒は通常のものよりも太い(下側)ことをご存じですか。これは代替えパーツとして専門店などでは販売されていますが、これが2本セットで1000円以上もするのです。今回はそれを海外から取り寄せて使用しています。なぜならば、上で紹介したリベットブレスを当時のアンティークロレックスにも付けられるようにするためです。もちろんネイビーダイバーにも同じサイズのものを使用しています。
6)ラグサイドのバネ棒外し用の穴も当時と同じ仕様に
ラグなどの形状も1960年代のオリジナルのように薄めにしてあります。そして、そこにはこれまた当時のように穴を設けました。これはブレスレットを外す際にバネ棒を外すためのものです。当時の雰囲気を再現するだけでなく、事実これがあるとブレスを外すのがとても楽になります。
7)携帯用としても使える時計収納ケース
時計の箱といえば、時計を収納するだけのものが一般的で、それだと時計を取り出した後は無用の長物となることも多々あります。だとすれば収納するだけでなく、せっかくならケース単体でも常に活用できるものにすればいいじゃないかということで、持ち歩くときにも便利なメガネケースタイプの時計収納ケースを採用しました。
アウトライン公式WEBサイトで詳しくチェック!
https://outlinewatches.tokyo/collection/navy-diver
【OUTLINE(アウトライン)について】
時計ブランド“アウトライン(OUTLINE)”は、「POWER Watch」「LowBEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を手がけている菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、ファッショナブルで長年愛用できる時計にこだわって作りたいと、自らが立ち上げたブランドです。
アンティークウオッチそのものズバリではないですが、機械式腕時計の黄金期だった、1940〜60年代の雰囲気を大切にし、その時代のテイストを日常使いで楽しんでもらえるものを提供したいという思いから、「概略・あらすじ」といった意味合いの “アウトライン(OUTLINE)”というブランド名を付けました。大人の男性でも安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計を小ロットでこぢんまりと展開しています。
The popular diver’s model, which sold for over 14 million yen in clowdfunding, is back as a double name with “Tic Tac”!
Outline Navy Diver is the second version of a model that once achieved the brand’s highest crowdfunding amount of over 14 million yen. This time, it was newly developed as the first collaboration model with “TiCTAC,” a popular select store for wristwatches that operates about 50 stores all over Japan.
While the motif of this watch is based on the divers’ watches of the 1960s, the rotating bezel is not generally black, and its greatest feature is that it reproduces an mood as if it has faded to a navy color over time. This navy bezel is actually a faded bezel, which is one of the rare points among antique watch enthusiasts. However, it is one of the most prized colors because it is very rare.
This time, we have reproduced the exquisite color of the faded bezel by redoing the bezel many times. We have achieved a color and atmosphere so good that even watch enthusiasts will probably look at it twice.
The “M” mark at 6 o’clock on the dial is a redesign of the logo mark of Tic-Tac’s own watch brand “Movement in Motion” for the Navy Diver.
In the past, tritium was used in military watches as a luminous material to enhance nighttime visibility. The “T” mark was used to indicate this on the dials of those watches. This time, the “M” mark is placed in the same way. This design symbolizes the double name of the watch and the outline, and at the same time, it is designed to enjoy the mood of military watches of the 1970s, which is also a major attraction of this watch.
The watch is equipped with a Seiko Cal. YN55A mechanical self-winding movement. Two variations of the watch are available, each with different indexes. One is the standard type of the past that combines dots and bars, and the other is the military type that uses 3, 6, and 9 as part of the indexes. Of course, the watches are set with outline original riveted bracelets reprinted from the 1950s, giving them an attractive retro look that is much more pronounced.
It is currently available in Tic Tac stores. If you would like to see and purchase the actual machine, please visit there as well.