型番: Ref.YK20244-2PEWH
素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)、(ブレス)304ステンレススチール、(ドーム形風防ガラス)アクリル樹脂
サイズ:ケース径37.0mm、ケース厚10.95mm(ドーム風防含む13.0mm)
防水性:5気圧防水(日常生活防水)
駆動方式:自動巻き(日本のMIYOTA製Cal.9075/24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
機能:時針単独可動式GMT機能、24時間表示双方向回転ベゼル
希望小売価格:88,000円(組み立て:日本)
保証期間:1年間
SPECIFICATIONS
Ref.YK20244-2PEWH|Japan-made mechanical automatic movement(CALIBER Miyota9075)/316L stainless steel case,304 stainless steel rivetbracelet/[Case diameter]37mm(Bezel diameter 39.3mm)/[Thickness]10.95mm/[Power reserve]42 hours, self-winding/[Jewels]24/[Frequency]28,800bph/[Water resistance]5ATM/Limited to 200/Made in Japan
GMTウオッチ第2弾は、1960年代の第2世代がモチーフに青赤ペプシに加えて黒ベゼルもラインナップ!
アウトライン初の本格的なトラベル型GMTウオッチ「GMT-1950」のセカンドバージョン、その名も「GMT-1960」です。
前作は1950年代の初期のGMTモデルがモチーフでしたが、今作は1960年代の第2世代の雰囲気を再現するべく開発しました。そのためベゼルの仕様はベークライトを再現した前作とは違い、通常のアルミのインサート仕様ですが、そのぶん象徴的なペプシベゼルの青と赤の色味について徹底してこだわり経年により若干褪色したかのような古風な色合いと雰囲気を再現しています。
時計のバリエーションは前作と同様に青赤ペプシタイプが黒文字盤とアイボリーがかった白文字盤の2種類。加えて60年代に初登場したように今回新たに黒の単色ベゼルに黒文字盤タイプもラインナップに加わりました。
搭載するムーヴメントは前作同様にシチズン傘下のミヨタ製プレミアムタイプ(9000番台)でGMT機能付き自動巻きムーヴメントのキャリバー9075です。日本製汎用ムーヴメントとしてはロレックスのGMTマスター II と同じ方式の時針単独操作方式を採用した唯一の機械になります。
しかも、今回はより多くのユーザーに楽しんでもらおうと定価も前作より1万円安い税込8万8000円に設定させていただきました。これも特筆すべき点です。
“時針単独可動型”とはどういうものか。その特徴とメリットを紹介!
まず、GMTウオッチとはどのような時計なのかを解説します。ロレックスが1955年に開発したGMTマスターに代表されるように、時差がある二つの国の時間帯をひとつの時計で同時に表示できるGMT機能を有する時計を指します。二つの時刻とはホームタイム(自国の時間)とローカルタイム(海外など時差のある渡航先の時間)です。
そしてこのGMT機能を備えた日本製の機械式自動巻きムーヴメントは「GMT-1960」が採用するシチズン傘下のミヨタ製キャリバー9075とセイコーのキャリバーNH34の現在2種類が存在します。
ここで注意したいのが、GMT機能を備えたこれら二つの機械はローカルタイムの設定方法が大きく違うという点です。キャリバー9075は“時針単独可動型(フライヤー型)”で、一方のキャリバーNH34は“GMT針単独可動型(コーラー型)”になります。
“時針単独可動型”とは、時針だけが動かせる機能を備えているため、例えば日本から海外へ出張した際、時分針にその渡航先の時刻を簡単に設定できるという点が魅力です。つまり海外旅行に適したGMTということで“トラベルGMT”とも呼ばれたりします。なおホームタイム(日本時間)はGMT針で確認できます。ちなみにロレックスの現在のGMTマスター II はまさにこのタイプです。
一方の“GMT針単独可動型”は、GMT針だけを操作するタイプです。時分針はホームタイム(日本時間)のままでGMT針だけを24時間ベゼル上の海外の時刻に合わせます。設定が簡単なため日本にいて海外とのやり取りの際など、メインは日本時間で時々海外の現在時刻を確認したいという場合にとても便利です。こういった点から“オフィスGMT”とも呼ばれます。
このように使い勝手が違うためGMT機能を実用として頻繁に使うのであれば、この違いは使い勝手という点でとても重要になります。したがってGMTウオッチを購入する場合はどちらの方式なのかを事前に確認することをおすすめします。ちなみに繰り返しになりますが、アウトライン GMT-1960は前者の“時針単独可動型(トラベルGMT)”のため旅行や出張など海外で使用したいという人に最適なモデルです。
【OUTLINE(アウトライン)について】
時計ブランド“アウトライン(OUTLINE)”は、「POWER Watch」「LowBEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を手がけている菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、ファッショナブルで長年愛用できる時計にこだわって作りたいと、自らが立ち上げたブランドです。
アンティークウオッチそのものズバリではないですが、機械式腕時計の黄金期だった、1940〜60年代の雰囲気を大切にし、その時代のテイストを日常使いで楽しんでもらえるものを提供したいという思いから、「概略・あらすじ」といった意味合いの “アウトライン(OUTLINE)”というブランド名を付けました。大人の男性でも安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計を小ロットでこぢんまりと展開しています。
About OUTLINE
The watch brand “OUTLINE” has been created by Yoshimasa Kikuchi, who has worked on numerous watch magazines such as “POWER Watch”, “LowBEAT”, and “TIME Gear”. The brand was launched by Kikuchi himself to create fashionable watches that can be used for many years.
Although not an antique watch itself, the brand was created with the intention of cherishing the atmosphere of the 1940’s to 1960’s, the golden age of mechanical watches, and to provide something that people can enjoy the taste of that era in their daily use. The brand name “OUTLINE” means “outline or synopsis. We are developing such watches in small lots in a small way.