型番: Ref.YK20231-12(12時間表示)
素材:(ケース)316Lステンレススチール、(ベルト・日本製)牛革
サイズ:ケース径38mm、ケース厚11.10mm
防水性:5気圧防水(日常生活防水)
駆動方式:手巻き(Cal.TY2705 /17石/毎時2万1600振動(日差±50秒)/最大巻き上げ時35時間パワーリザーブ)
機能:スモールセコンド
希望小売価格:47,300円(組み立て:日本)
限定本数:200本
保証期間:1年間
SPECIFICATIONS
Ref.YK20231-12(12)|mechanical movement(CALIBER TY2705)/316L stainless steel case/[Case diameter]38mm/[Thickness]11.10mm/[Power reserve]35 hours, hand-winding/[Jewels]17/[Frequency]21,600bph/[Water resistance]5ATM/Limited to 200/¥47,300
1940年代にイギリス軍に採用された通称“ダーティダース”を再現
1944年にイギリス軍向けに開発された管理コード“W.W.W.”こと、通称“ダーティダース”と時計愛好家の間で呼ばれているものを再現しました。
当時イギリス軍は、1社だけでは賄いきれなかったことから製造を複数のスイスの時計メーカーに依頼。製造を担ったのは、オメガ、IWC、ロンジン、ジャガー・ルクルトなど計12社にも及びました。つまりこれが囚人12人の傭兵を描いた1967年の戦争映画「The Dirty Dozen(邦題:特攻大作戦)」の愛称で呼ばれるゆえんとなったのです。
太めのアラビア数字を使ったインデックスとレイルウエイと呼ばれる線路のようにつながった文字盤外周のミニッツインデックス(分目盛り)、そして太めの時分針に文字盤は敵から目立たないように黒が採用されました。これはつまり、軍管理のもと同一の規格に基づいて製造されたからです。
そして今作では、この究極とも言える当時のミリタリーデザインをより忠実に再現するために、スモールセコンドを6時位置に装備するシーガル社の手巻きムーヴメントをあえて採用しました。このムーヴメントは秒針もちょうど良い位置にあるため、スモールセコンド全体も当時のように大きくすることができるなど、かなり魅力的なデザインに仕上げることができました。
“ミリタリーType1940”の七つのこだわり!
1)ドーム型プラスチック風防で古典的な雰囲気を強調
1940年代の雰囲気を再現するために、風防ガラスには当時と同じようにアクリルガラスを採用。しかも、少しふっくらと盛り上がった形のドーム型とすることでグッと古典的な雰囲気を強調しています。
2)軍用らしさを強めるステップベゼル
ベゼルは軍用時計らしく、少し無骨さを出すために階段状に段差をつけたステップベゼルとしました。また、多少メリハリが付くようにと上段のみ鏡面仕上げを施すなど2種類の仕上げを採用しています。
3)2段階処理で数字を立体的にハッキリと
前作同様にアラビア数字のインデックスは立体感が出るように白いペイントでプリントした後、その上に色を加えて文字が焼けたようにエイジング処理を施したスーパールミノバ夜光を塗布しています。そうすることで数字をハッキリさせて視認性を高めました。なお、アラビア数字の夜光は色を混ぜてエイジング処理を施しているため、強い光を当てないと光りません。あらかじめご了承ください。
4)段差を設けて立体的に仕上げる
イギリス軍タイプは、1940年代のダーティダースと同様に大きめのスモールセコンドを再現。さらに細かな同心円状の装飾を施し、文字盤の面よりも若干下げて単調にならないよう配慮しました。
5)グリーンのグラデーションで少しモダンに
イギリス軍タイプは、1940年代のダーティダースと同様に大きめのスモールセコンドを再現。さらに細かな同心円状の装飾を施し、文字盤の面よりも若干下げて単調にならないよう配慮しました。
6)軍用識別標識の刻印のような雰囲気の裏ブタ
ネジ込み式の裏ブタには防水表示や素材などのスペックの一部を刻印し、1940年代当時の軍用時計に見られた軍用識別標識の刻印のような雰囲気に仕上げました。1〜200までのシリアル番号も刻印されます。
7)スーパールミノバで夜間の視認性を確保
前述したようにアラビア数字のスーパールミノバ蓄光には古っぽく感じるよう色を加えているため光は弱くなっています(写真は撮影用に強い光を与えているため光っていますが、一般的な光ではここまで光りません)。時分針と文字盤外周のミニッツカウンターについてはある程度の長い時間、明るいところで着用するか、強い光を20分以上当てると暗所でも光ります。
8)ファッションとの相性抜群のデザインとサイズ感
実際に着けるとこんな感じです。軍用時計スタイルの時計は、基本的に目立ちすぎずクラシカルで落ち着いた雰囲気のためファッションとの相性はとてもよく、カジュアルなスタイルだけでなくビジネスシーンでもジャケットスタイルならバッチリ決まります。サイズも38mm径に厚さも約11mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まるなど着けやすさもポイントです。
アウトライン公式WEBサイトで詳しくチェック!
https://outlinewatches.tokyo/collection/type1940-2
【OUTLINE(アウトライン)について】
時計ブランド“アウトライン(OUTLINE)”は、「POWER Watch」「LowBEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を手がけている菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、ファッショナブルで長年愛用できる時計にこだわって作りたいと、自らが立ち上げたブランドです。
アンティークウオッチそのものズバリではないですが、機械式腕時計の黄金期だった、1940〜60年代の雰囲気を大切にし、その時代のテイストを日常使いで楽しんでもらえるものを提供したいという思いから、「概略・あらすじ」といった意味合いの “アウトライン(OUTLINE)”というブランド名を付けました。大人の男性でも安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計を小ロットでこぢんまりと展開しています。
Reproduction of the “Dirty Dozen” used by the British Army in the 1940s
This watch is a reproduction of the “W.W.W.”, or “Dirty Dozen” as it is commonly called by watch enthusiasts, which was developed for the British Army in 1944.During the WW2, the British Army commissioned several Swiss watchmakers to manufacture the watches, as they could not be supplied by just one company.A total of 12 companies manufactured the watches.(Including Omega, IWC,LOngines, JLC etc.) In other words, this was the reason for the nickname “The Dirty Dozen,” a 1967 war movie about a dozen prisoner mercenaries.
The indexes were made of bold Arabic numerals, the minute indexes (minute scale) around the periphery of the dial were connected like railroad tracks, called railway tracks, and the bold hour and minute hands, and the dial was black so as not to stand out from the enemy. This is because they were manufactured according to the same standards under British military control. In order to more faithfully reproduce the Dirty Dozen, this model dares to use a Seagull hand-wound movement with small seconds at 6 o’clock. This movement also has the seconds hand in just the right position, so the entire small seconds could be as large as a dirty dozen. We were able to create a design that is quite attractive.
About OUTLINE
The watch brand “OUTLINE” has been created by Yoshimasa Kikuchi, who has worked on numerous watch magazines such as “POWER Watch”, “LowBEAT”, and “TIME Gear”. The brand was launched by Kikuchi himself to create fashionable watches that can be used for many years.
Although not an antique watch itself, the brand was created with the intention of cherishing the atmosphere of the 1940’s to 1960’s, the golden age of mechanical watches, and to provide something that people can enjoy the taste of that era in their daily use. The brand name “OUTLINE” means “outline or synopsis. We are developing such watches in small lots in a small way.