菊地 吉正

　ドイツの高級時計ブランド、ヴェンペのツァイトマイスターシリーズは、ドイツ・クロノメーター認定を全モデルが取得する高精度さに加えて、20万円台と頑張れば手の届く価格帯から展開しているとあって、ビジネス ...

　去る6月6日、GINZA SIX（ギンザシックス）にある銀座蔦屋書店において、ノモス・グラスヒュッテ2019年新作モデルの発表会が開催された。それに合わせて、本国ノモス・グラスヒュッテ社から副社長で ...

　腕時計は日々の生活を時間という軸で共有する重要なアイテムというだけでなく、ビジネスシーンで唯一着けられるアクセサリーとしてファッション的にも効果的なアイテムだとよく言われている。今回そんな視点から“ ...

角形ムーヴメントを搭載する 待望の角形時計 　モリッツ・グロスマンというドイツの時計ブランドをご存じだろうか。A.ランゲ＆ゾーネやグラスヒュッテ・オリジナルなども本拠を構え、いまやドイツ高級時計の聖地 ...

色や質感、そして素材で ずいぶんと雰囲気が変わる 　腕時計を新規でデザインから作っていく場合に、顔となる文字盤のレイアウトばかりに気を取られがちだが、それに合わせる革ベルト（あるいはブレスレット）も意 ...

＜写真提供：ジュリアーノ・マッツオーリ＞ 　「彼は、自分の孫であるかのような眼差しで私を見ています。そしていま、彼は私のことをジュリアーノじいちゃんとして覚えてくれています」とエド・シーランとの関係を ...

いよいよ日本での流通も始まった 2019年の新作たち 　去る3月20日、本国スイス時間で昼の12時（日本時間20時）に情報が解禁されたのを受け、「バーゼルワールド2019年新作速報　注目のロレックス最 ...

　8代目となる新型“911”ことタイプ992（下の写真）が発表され、去る2019年5月28日、日本でも初お披露目されて注目を浴びた。 　広報資料をもとに特徴をざっと紹介すると、最初に発表された1963 ...

　ヴェンペ（WEMPE）と言えば、1878年創業と実に130年以上もの歴史をもち、いまではヨーロッパやアメリカを中心に30店舗を展開する世界的にも知られる老舗の高級宝飾店である。 　2006年にはドイ ...

程よく小振りなサイズ感と 仕上げの美しさにひと目惚れ 　近年は40㎜アンダーの小振りな時計も各ブランドで見かけるようになってきた。手首が細い筆者にとってはありがたい傾向である。そこで今回のインプレッシ ...

　ロレックス通信の2回目は、いまユーザーが欲しいと思っているモデルはどんな機種なのかに注目してみたいと思う。 　弊社が刊行している高級腕時計の専門誌「POWER Watch」において毎年1月発売号で創 ...

ムーヴメントを変更し 細部の仕上げにもこだわる 　4回目の今回は、去る1月11日に発売した記念すべき第1弾モデル〝コンプレダイバー1960〟の開発ウラ話について書かせていただこうと思う。 　上の写真を ...

定番化の波が日本の 時計市場を席巻する 　平成時代最後の10年間の時計市場は、活況だった前の10年間と比べると、その様相はまったく違うものだった。その要因はもちろん2008年9月のリーマン・ショックで ...

　A.ランゲ＆ゾーネは、1994年に復活を果たしてから今年でちょうど25周年を迎えたことを祝して、旗艦モデルであるランゲ1をベースにした25本限定アニバーサリーモデルを10月までの期間、毎月発表する。 ...

世界的な時計ブームが 加速させた機械式の復権 　平成11年（1999年）からの10年はどうだったのかを見ていきたい。この10年をひと言で言えばまさに時計バブル時代。世界的な時計ブームも追い風になり、ス ...