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【10万円台、ラグスポテイストの本格時計】イエマ(YEMA)の新機軸“リストマスター トラベラー”に注目

フランスの時計ブランド、“YEMA(イエマ)”は、ヘンリー・ルイ・ベルモントによってフランス・モルトーで1948年に創設された時計ブランド。60年代〜70年代にかけて機能性とデザインを両立したスポーツウオッチを輩出した歴史をもつ。80年代以降は売却が重なって一時的に低迷期に入るが、2004年に再びフランス資本のブランドとなり新生イエマとして復活。過去に製造していたモデルを再現したヘリテージコレクションを手の届く価格帯でラインナップしており、近年は目の肥えた時計好きからも支持を集めている。


YEMA(イエマ)
アーバントラベラー

アーバントラベラーは、イエマのCEO兼デザイン責任者であるクリストファー・ボール氏が製作した限定コレクションをベースとする、“ラグジュアリースポーツ”をコンセプトにした新機軸のコレクション。ヴィンテージ感を漂わせるブレスレット一体型のデザインに加え、カラフルなハニカムダイアルが特徴となっている。

【スペック(全モデル共通)】
■素材:ステンレススチールケース(サファイアクリスタル風防)&ブレス
■サイズ:ケースサイズ43.5×39mm、厚さ11.4mm
■防水性:10気圧防水(100m相当)
■ムーヴメント:自動巻き(自社製Cal.YEMA2000)
■搭載機能:時刻表示
■価格:15万1800円


》【オクタゴンケースとクッション型のベゼルが存在感抜群】

デザインの特徴となっているのが、オクタゴンケースとクッション型のベゼルだろう。ケースはオーデマ ピゲのロイヤルオークを彷彿とさせる八角形のフォルムを採用しているが、リューズを備えた右側を直線、左側を曲線と、左右非対称にデザインすることで、個性をプラス。表面は縦のヘアライン、面取りしたエッジ部分を鏡面に仕上げることで、立体感と高級感を高めている。ベゼルは1980年代の”Sous-Marine“というモデルから着想を得ており、表面に6つの凹みを設け他立体的なフォルムが特徴。表面、凹み、サイドはヘアライン、面取りされたエッジ部分は鏡面に仕上げられている。


》ハニカム文字盤と立体感のあるインデックス

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モダンな雰囲気を感じさせるハニカム装飾の文字盤に、ポリッシュ仕上げのマーカーが立体感をプラスし、スチール製の時分針と調和している。メタルフレームにルミノバ夜光を塗布したアプライドインデックスは文字盤に立体感を加えるほか、メタルフレームを採用することで夜光に厚みを持たせており、暗所での視認性も高い。アイスブルー、サーモン、ホワイトと、スタイリッシュなカラーリングも魅力的だ。


》1960年代のモデルから着想を得たスリムなフォルムも魅力

固定エンドリンクでケースとブレスレット連携させたシームレスなデザインがラグスポテイストを醸し出す。ケースは39mmで、上下のラグの先端までの長さは43.5mmで、厚さが11.4mm。見た目の印象よりも実寸はコンパクトなため、手首の内側に納まってくれる。


》自社開発の自動巻きムーヴメント搭載

裏ブタはスクリューバックのため搭載するムーヴメントを見ることはできないが、フランスの工場で、設計、製造、組み立てを行っているインハウスムーヴメントの第2世代機、YEMA2000を搭載。精度は4つのポジションで調整しており日差+/- 10秒、パワーリザーブは42時間を確保。日常使いのモデルとして遜色のないスペックと言えるだろう。


【問い合わせ先】
イエマジャパン
TEL.03-5875-8810


【タイムギア公式通販サイトで先行予約を実施】

なお、ここで紹介した“イエマ・ラリー5ターボ・リミテッドエディション”は、ウオッチライフニュースの兄弟誌であるTIMEGear(タイムギア)の公式通販サイトで、先行予約発売が開始されている。気になった人はぜひチェックしてみて欲しい。

》イエマ・アーバントラベラー販売サイト
https://timegear-onlineshop.com
タイムギアオンラインショップ


文◎船平卓馬(編集部)

 

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