【セラミック時計のパイオニアといえば?】名匠“ラドー”がカラーセラミック採用の限定モデルを発売

2023年10月17日

スイスの高級腕時計ブランドRADO（ラドー）は時代を超越した色、卓越したデザイン、優れた素材がそろった新作True Square Thinline×Les Couleurs Le Corbusier（トゥルースクエアシンライン×レ・クレールル・コルビュジエ）を10月より順次発売する。

画像記事：トゥルースクエアシンライン×レ・クレールル・コルビュジエをもっと見る

今回ご紹介する999本限定の3つの新作(True Square Thinline Les Couleurs Le Corbusier)は素材の名匠と呼ばれるラドーのTrue Square（トゥルースクエア）およびTrue Thinline（トゥルーシンライン）シリーズの特徴を最大限に組み合わせて仕立てられたものだ。

気分を高揚させ、感情を呼び起こす色使いだけでなく、ハイテクセラミックとサファイアクリスタルをしっかりと採用しているのもラドーらしい。

今作では、近代建築の三代巨匠の一人と位置づけられ、その超越的な色彩理論で名を馳せている建築家兼デザイナーのLe Corbusier（ル・コルビュジエ）が1931年に作成し、59年に拡張した63色パレットからインスピレーションを得た。今日も、彼の色彩理論のもとで、Les Couleurs Swiss SA （レ・クレール　スイス　SA）は独占的な色のライセンスを取得し続けている。

そのような視覚的に印象深い色の活用と、未来を見据えたデザイン、最先端の素材、世界クラスの時計製造技術で特徴付けられているのは今回の新作だ。3本の作品にはそれぞれ解釈があり、どれもがラドーウオッチのあるべき高品質とパフォーマンスを発揮している。そして、ラドー初の単色ではなカラフルなセラミックを組み合わせたモデルでもある。また、知る人ぞ知るが、ラドーの時計は、ほかの時計と区別しているのはやはりマスター・オブ・マテリアルズ（素材の名匠）という名であり、その評判に恥じない魅惑的で控えめな色の大胆かつ繊細な組み合わせが今回の見どころの一つであろう。

1本目は、アイアングレーのマットなハイテク・セラミック・モノブロック・ケースとリューズを備えている個体だ。サファイアクリスタルを通して、アイアングレーのサンブラッシュ仕上げの文字盤に、わずかにグレーのイングリッシュグリーンカラーのプリントインデックスと針、そしてラドーのロゴが表示されている。ブレスレットもイングリッシュグリンカラーのミッドリンクと PVD コーティングされたチタン製の三つ折りクラスプで全体の色バランスを整えている。

グレーブラウンナチュラルアンバーカラーのハイテク・モノブロック・セラミック・ケースを備えた2本目。アンバーとクリームホワイトのマットなハイテクセラミックブレスレットとサンブラッシュ仕上げの文字盤は落ち着いた印象で且つ魅力的なカラーステートメントを示し、ケースを完璧に引き立てている。

3本目は、時計製造において、古くから存在している古典的な色を大胆に表現している。アイボリーブラックカラーのケースとリューズ、そしてトーンオントーンのサンブラッシュドブラックダイアルを備えている。アイボリーブラックのハイテクセラミックブレスレットはケースに完璧にマッチし、同色のインデックスとラドーのロゴがこの作品を完成させた。

各モデルのケースサイズは、やや小ぶりの37x43.3mmで、シンラインの特徴であるわずか5mmの厚さからできている。これらのサイズ構成と完全なハイテクセラミック構造により、驚くほど快適な着用感を楽しめる。さらに特筆したいのはケースバックで、サファイアクリスタルには、象徴的なル・コルビュジエのカラーストリップと、“LE CORBUSIER POLYCHROMIE ARCHITECTURALE（ル・コルビュジエ　多色性建築）”と本シリーズのサイズを示す999個の限定版の文字がデジタルプリントされている。