フランス以外では日本のみの取り扱いとなるフランスのウオッチブランド、Kelton(ケルトン)が、きらびやかな光沢が美しい、カーフ素材にワニの型押しのベルトを採用した“Ladies‘50s”スペシャルエディションを9月20日(水)に販路限定で発売。
“Kelton(ケルトン)”は1955年、フランス空軍パイロット向けに腕時計を作っていた“VIXA”を率いていたステファン・ブーリエがアメリカ出張時に“TIMEX(タイメックス)”幹部に声をかけて誕生したフランスのウオッチブランドだ。ケルトンというブランド名は 、 ステファン・ブーリエがTIMEXの創業地米国コネチカット州ウォーターベリーを訪れた際、瀟洒なElton Hotel(エルトン・ホテル 訳注:アメリカの国家歴史登録財に指定される貴重な建物で現在はオフィス兼住居として使用されている)にちなんで付けられた。
当時、アメリカで勢いを増していた“TIMEX(タイメックス)”はヨーロッパ市場への参入、拡大にあたり、第2次世界大戦後のアンチ・アメリカニズムに配慮し同じデザインと機能の時計を新たなケルトンというブランドネームで展開し市民権を得ていくことになる。
【“Ladies ‘50s”スペシャルエディションのシルバーを見る】
Ladies 50s Gold SP EDITION
フランスらしい普遍性があり長く使えるオーセンティックなデザインは、実際の1950年代のビンテージを取り寄せ型を取ったもの。ケース素材は伝統の真鍮にメッキを施し、程よいビンテージな風合いを再現。サンレイ仕上げの文字盤にはメタリックのくさび状インデックスを配し、ケース同様、光の当たり方できらきらと輝きを楽しめる。
内部の機械はメンテナンスが複雑でない日本製クォーツ電池式で、日常生活防水なので扱いにデリケートにならず使用できる。パリの宝飾職人たちが中世から用いてきた、美しい“クル・ド・パリ”装飾が施されたデイリーに使用できるメタリックケースを現代に復刻しているのもポイントだ。18mm幅のケースは日本人の腕にも馴染み、カラーはゴールドとシルバーから選ぶことができる。
【問い合わせ先】
Kelton/ケルトン ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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