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【3万円台から!】40年代のミリタリーパイロット時計を再現したレトロ顔3選|OUTLINEニュース no.106

左からドイツ空軍タイプ「ミリタリーType1940」、イギリス軍「セコンドデッティング」、アメリカ軍「フライングオフィサー」

アウトラインのラインナップの中から、今回はかつて軍用として開発されたパイロット向け航空時計をモチーフとした三つのコレクションを取り上げたいと思う。狙ったわけではないが、ドイツ、アメリカ、そしてイギリスと偶然にも3種類それぞれに国が違う。

ひとつ目はドイツ空軍に採用されていたナビゲーションウオッチ、Bウオッチを再現した“ミリタリーType1940”。二つ目はパワーウオッチ創刊20周年記念モデルとしてフライングオフィサーを再現した“パイロットクロノ20thリミテッド”。そして最後が1930年代に開発されたウィームスウオッチが軍用として改良された第2世代を再現した“セコンドセッティング”である。

なお、3モデルとも人気セレクトショップ「チックタック」と「オンタイム・ムーヴ」で販売中だ。そのためぜひ店頭で実機を手に取ってその魅力をご覧いただきたい。取り扱いショップはコチラ

ドイツ軍|ミリタリーType1940

■Ref.YK20231-60。SS(38mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.TY2705)。4万7300円

これは1940年代前半の第2次世界大戦時にドイツ空軍で実際に使われていた通称“Bウオッチ”のデザインを再現したものである。当時のBウオッチには2種類あり、これはそのうちのひとつで爆撃機のナビゲーターが使用したものだ。

最大の特徴はインデックスが1から12ではなく5から55までと“秒”表示が大きくデザインされている点である。当時は、爆撃機が空爆を遂行する際に、事前に偵察機によって目標地点を正確に把握する必要があった。ただそれは敵に見つからないように夜間に行われため、暗闇のなかでも秒単位で正確な経過時間と進路を記録しなければならなかった。そのためにあえて秒表示を大きくしたというものだ。

当時のオリジナルと同様の手巻き式ムーヴメントを採用。文字盤デザインも古典的な雰囲気ながら、サンレイ仕上げのグリーングラデーションを採用することで、ちょっとした挿し色にも使えるようファッション性を意識した作りが特徴となっている。

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