セイコーは、“アニエスベー”ブランドとゆかりのある映画の公開40周年を記念して、映画に使用されたオリジナルモデルの復刻デザイン限定モデル2種を発表した。各モデルとも数量限定で2023年10月7日に発売する。
ブランド創設者のアニエス・トゥルブレ氏本人が初めてデザインした“アニエスベー”初のウオッチコレクションは、フランソワ・トリュフォー監督の遺作“Vivement dimanche!(邦題:日曜日が待ち遠しい/1983年公開)”の劇中で使用され、“シネマ”の愛称で親しまれたモデルだ。アニエス本人が再製作を希望していたという思入れの深いモデルであることから、この“シネマ”モデルが、映画公開40周年とアニエスベーのブランド日本上陸40周年となる2023年に復刻されたというわけだ。
セイコーから2000年に発売した復刻版はメンズとウィメンズの2サイズ展開でしあったが、今回のモデルではユニセックスで使用できる直径34mmで統一された。また今作では、オリジナルモデルに使用されていた活字体のブランドロゴを採用し、インデックスも当時のモデルに近いアラビア書体で再現。平面的でレトロなケース形状もオリジナルから引き継いだ特徴で、全体に施されたホーニング仕上げが一層レトロな印象を醸し出している。
細かいピッチが特徴的なベルトは、着け心地の良いオリジナルモデルの造形を残しつつ、自身で簡単にブレスレットの長さを調整できる“らくらくアジャスト構造”へとアップデート。また、アニエスベーのアパレルでも多くのアイテムで使われている“J’AIME LE CINEMA!(映画が好き!)”という、映画好きのアニエスからのメッセージがレーザー刻印された裏ブタも、映画とブランドいずれのファンにも嬉しいポイントだ。
カラーバリエーションは2種類が展開され、オリジナルカラーのブラックは3万1900円、シルバーは3万800円。限定本数は各色500本で、アニエスが撮影した夜景が内側にプリントされたスペシャルボックスに入れられる。
さらに、復刻デザイン限定モデルからデザイン要素を取り入れて新たに製作されたソーラーウオッチ(7種)も、同じ10月7日に発売される。写真とスペックを次ページに掲載するので、ぜひそちらもチェックしていただきたい。
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セイコーウオッチ お客様相談室
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文◎Watch LIFE NEWS編集部