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チャペックは、1930年に開発されたダブル・エスケープメントをユニークに再解釈した腕時計“プラス・ヴァンドーム コンプリシテ”を発表した。二つの独立した脱進機を含めてすべての機構は文字盤側に美しくレイアウトされており、機械式時計のメカニズムを工芸的な造形に昇華したシンメトリーのスケルトンダイアルが目を引きつける。
本作は、二つの独立した脱進機がそれぞれのペースで鼓動し、歩度の変動は12時位置の差動装置によってバランスを保持する。技術的要素と美的要素を結びつけるため、各時計製造技術において才能のある独立した専門家を選び、集結することで実現可能とした新たなタイムピースとなっている。
核となるチャペックの新たな自社製ムーヴメント“SHX8”は、手巻き式で約72時間のパワーリザーブを備えており、巻き上げ残量はテンワの間の6時位置に表示される。すべての針とインデックスはケース素材に合わせたゴールドプレートが用いられ、暗い環境でも視認性を高める蓄光コーティングを実施。視界を妨げないように針は剣のような形状が採用されており、様々なパーツが美しくレイアウトされた内部構造を、文字盤側から容易にのぞくことを可能としている。
ケースサイズは比較的コンパクトで着用しやすい41.8mm。カラーは“ホワイトゴールドのケースとさりげない調和を生み出すクールなグレー”と、“ローズゴールドのケースに深いサファイアブルー”の2つの組み合わせを展開。ベルトは文字盤の色と一致するアリゲーターベルトに、ゴールドのフォールディングバックルが付属する。
いずれのカラーも販売数は50本限定で、価格は1980万円。
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ノーブルスタイリング
TEL.03-6277-1600
文◎Watch LIFE NEWS編集部