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世界最古のマニュファクチュール、ヴァシュロン・コンスタンタンが世界屈指の高級車メーカー、ロールス・ロイスとのコラボ時計を発売する。
●レ・キャビノティエ・アーミラリ・トゥールビヨン
■Ref.9880C/000A-182C。SS（43.8mm径）。手巻き（Cal.1900）。ユニークピース。価格不明
世界３大時計メーカーの一角と世界３大車メーカーの一角による歴史的なタッグだ。ロールス・ロイス・アメジスト・ドロップテイルに特別仕様でデザインされた今作の名は“レ・キャビノティエ・アーミラリ・トゥールビヨン”。高級車と高級時計の両方を所有するヴァシュロン・コンスタンタンの顧客からの要望に応え、ロールス・ロイス・アメジスト・ドロップテイルのダッシュボードに収まるようにデザインされた特別なタイムピースだ。英国のロールス・ロイス・モーター・カーズと密接に協力し、技術仕様やディテールにこだわった渾身の一作となっている。
今回のプロジェクトは、ロールス・ロイスのコーチビルドという特殊な依頼に完璧にマッチするようにデザインされたもので、ヴァシュロン・コンスタンタン史上初の試みだ。同メゾンの熟練時計師たちがロールス・ロイスのコーチビルドデザインチームと協力。歴史に名を残す素晴らしい技術的挑戦が実現した。
ムーヴメントには、ヴァシュロン・コンスタンタン自社製手巻き“キャリバー 1900”を搭載。時針と分針が瞬時に回帰するバイ・レトログラード表示は、まるでスイープ針を備えた伝統的な自動車の速度計のようだ。実用的な理由から大きめのリューズを採用しており、58時間のパワーリザーブを保証する巻き上げを容易に行える。これは、12時位置に配され、伝統的な速度計ミニッツトラックと同様に、ヴィンテージの手巻きクロノメーターを彷彿とさせる。
タイムピースと付属品は、ロールス・ロイス・アメジスト・ドロップテイルの内装に使用された黒檀ライトのウッド調とアメジスト・レザーを使用したディスプレイケースに入れて保管できる。ケースの内部は、自動車を前方から見た際の外観のようにわずかにカーブしている。
ロールス・ロイスのアメジスト・ドロップテイル
歴史的コラボ作“レ・キャビノティエ・アーミラリ・トゥールビヨン”。世界最高峰の高級時計メーカーと高級車メーカーによる傑作をひと目見てみたいものだ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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