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セイコーは、“クレドール”のアートピースコレクションより、短歌の世界観を彫金で表現した2種類の数量限定モデルを発表。2023年10月20日(金)より発売する。
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日本独自の文化である“短歌”からインスピレーションを得て誕生したというクレドールの新作は、文字盤に施された美しい彫金表現が大きな特徴。黄綬褒章を受章した彫金師“照井清(てるい きよし)”から技を受け継いだ彫金師“長尾 佳奈(ながお かな)”により、手作業で非常に細かい線をつけていくことで生まれる“絹目仕上げ”や、連続した細かな円を刻む“魚々子(ななこ)”という緻密な技法を用いて、繊細で美しい短歌の世界が表現されている。
ムーヴメントは国産最高級ドレスウオッチのために開発された“キャリバー6890”を搭載。熟練時計師でも1日に1~2個しか組み立てられないという厚さわずか1.98mmの極薄メカニカルムーヴメントは、時計としての性能のみならず工芸的な価値や美しさも追求されており、その美しさをシースルーバック仕様の裏ブタから眺めて楽しむこともできる。
与謝野晶子の歌をモチーフにしたモデルは、ブランド初となる“赤めのう”を用いた文字盤で茜色に染まる空が表現され、その上に銀杏の葉をシルエットで型抜きしたプレートと、小鳥・銀杏の葉を彫金したプレートを重ねることで、奥行きのある立体的な造形に。
もう一方は正岡子規の歌がモチーフで、無数の星が輝く夜空を表現したラピスラズリを用いた文字盤。その上に雪華・雪輪模様をシルエットで型抜きしたプレートと、雪華・雪輪模様の彫金を施したプレートを重ね、はらはらと降る雪が表現された。また、11時位置のひときわ輝く星は繊細な彫刻を施した白蝶貝が奢られている。
両モデルとも限定数は3本のみで、赤めのう文字盤のモデルが484万円。ラピスラズリ文字盤のモデルは495万円。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室(クレドール)
TEL.0120-302-617
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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