【大人の遊び時計に最適、80年代スタイルのデジタル時計3選】1万円以下の手頃な価格と便利な機能が魅力的、ノスタルジックなデジタルウオッチに注目

2023年5月19日

ダイバーズ、クロノグラフ、GMTなど、様々なジャンルが存在する腕時計の世界。高級時計のカテゴリーとカジュアルウオッチでは少々ニュアンスが違ってくるが、一般ユーザーを含めた場合に、数ある時計ジャンルのなかでも最も知名度が高いジャンルと言えるのがデジタル時計だろう。ひと昔前までの若者向けの時計、というイメージが強かったカジュアルウオッチを代表するジャンルだが、定番の液晶デジタル時計が1970年代に誕生してから半世紀とその歴史は意外に古く、現在では多様なモデルがラインナップされるようになった。

画像をクリックして拡大：1970年代後半から80年代にかけて黄金期を迎えたデジタルウオッチ。当時はオメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリングなどスイスの時計ブランドもデジタル時計をリリースしている。写真は1980年代に製造されたスピードマスターのLCDデジタルクォーツ。

デザインに注目して大まかに分類すると、最もメジャーな液晶やＬＥＤを使った電子的なデジタル表示のほかに、デジタル表示と針を使ったアナログ表示を組み合わせた“デジアナ”の二つに分けられるのだが、そのなかでもディスプレイの見せ方やケースのデザインなど、それぞれディテールに違いがあり、手頃な価格で幅広いラインナップから時計を選ぶことができる。そんなデジタルウオッチのなかで、今回注目したのは黄金期とされる1980年代のスタイルにオマージュをささげ、ノスタルジックなデザインを採用したモデルだ。1万円以下という財布にも優しい価格帯から、大人のセカンドウオッチとしてもオススメしたいモデルを厳選してみたので、この夏の相棒候補として、ぜひチェックしてみて欲しい。

》1万円以下の狙い目デジタル時計
CASIO Collection（カシオコレクション）
A100WE-1AJF

映画『エイリアン』（1979年公開）の中で使用されことでも知られている、1978年に発売されたカシオの初代樹脂ケースモデル“F-100”をベースにしたモデル。オリジナルの樹脂ベルトからメタルブレスにブラッシュアップされたほか、ケースにはメッキ加工を施して強度と美観が高められている。文字盤のロゴや機能表記、ボタンのサイドカラーは“F-100”発売当初のオリジナルカラーを再現しており、機能ボタンを前面にレイアウトしたデザインやカラフルな色使いが、80年代のSF映画に登場する計測機器を思わせる独特の雰囲気を醸し出している。

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■樹脂（40.7×32.7mmサイズ）。日常生活用防水。クォーツ。6600円

【問い合わせ先】
カシオ計算機お客様相談室
TEL.0120-088-925

》1万円以下の狙い目デジタル時計
CASIO Collection（カシオコレクション）
AQ-800E-7AJF

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1980年代発売のAQ-450をモチーフにしたアナログ表示とデジタル表示混合の“デジアナ”モデル。アナログ文字盤はシンプルなバーインデックスと時分針というシンプルで見やすい構成で、格子柄のデザインが80年代スタイルのレトロな雰囲気を高めている。ケース液晶部はトップ面を傾斜させた形状になっており、この傾斜がデザインにアクセントを加えつつ視認性を高める効果も発揮している。ストップウオッチ、アラーム、デュアルタイムなど、日常生活で使える便利な機能も備えており実用性も抜群だ。

■樹脂（40.7×32.1mmサイズ）。日常生活用防水（3気圧）。クォーツ。6600円

【問い合わせ先】
カシオ計算機お客様相談室
TEL.0120-088-925

》1万円以下の狙い目デジタル時計
TIMEX（タイメックス）
タイメックス・エイティ

80年代調のノスタルジックなフォルムで人気のデジタルウオッチ“TIMEX 80／タイメックスエイティ”のシーズン限定新色モデル。オリジナルが樹脂製ケースだったのに対し、新色モデルは真鍮（しんちゅう）にメッキ加工を施したメタル仕様を採用して質感が高められている。防水性に関しては3気圧なので夏場に酷使するのは避けたほうがよさそうだが、カレンダー、ストップウオッチ、アラームなどの機能に加え、タイメックスならではの液晶面が発光する特許機能“インディグロナイトライト”も搭載。

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■ネオンイエロー。Ref.TW2V19300。真鍮（34mmサイズ）。3気圧防水。クォーツ。9900円

【問い合わせ先】
ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277

文◎船平卓馬（編集部）