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2023年のゼニス 新作“パイロット オートマティック”の速報をお届け。これまでブランドが培ってきた歴史が垣間見える1本となっているため、その魅力に迫っていく。
パイロット オートマティック（セラミックケース）
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■Ref.49.4000.3620/21.I001。CE（40mm径）。10気圧防水。自動巻き（Cal.エル・プリメロ 3620）。121万円
パイロット オートマティック（SS）
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■Ref.03.4000.3620/21.I001。SS（40mm径）。10気圧防水。自動巻き（Cal.エル・プリメロ 3620）。96万8000円
ゼニス パイロットウォッチの新世代モデルである“パイロット オートマティック”は、コレクションの美的コードを振り返り、繊細なディテールが溢れる傑出したシルエットを実現。40mmのステンレススチール製またはブラックセラミック製ケースに収められたパイロット オートマティックは、全体的に新しいケースデザインが特徴的で、ラウンドケースの上には、固定されたフラットトップ ラウンド型ベゼルが採用されているのが特徴。スチール製バージョンでは、表面に縦方向のサテンブラッシュド仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが施されている。またブラックセラミック製バージョンでは、全体にマイクロブラスト仕上げが施され、さりげないマット仕上げになっているのもポイントだ。パイロットウオッチの特徴である大型リューズは、よりモダンで角張ったフォルムとなっているが、手袋をしたままでも行いやすい操作性は確保している。
ブラックオパラインの文字盤には横方向の溝が施され、古い航空機の機体を構成する波型のメタルシートをイメージ。1900年代初頭からゼニスのパイロットウオッチやダッシュボード計器の特徴であり続けるオーバーサイズの夜光アラビア数字が、よりモダンなフォントとなり、ホワイトのスーパールミノバが塗布されたメタルマーカーとして施されている。6時位置の日付窓には、夜光アワーマーカーが白いフラットな線としてあしらわれ、飛行機の人工水平器を想起させる。
サファイアクリスタルの裏ブタから眺めることができるのは、高振動の自社製エル・プリメロ 3620。完全に巻き上げた状態で約60時間のパワーリザーブを実現。巻上げ機構のブラック オープンローターは、パイロットに地球の水平線に対する方位を知らせる典型的で必要不可欠な“人工水平器”ダッシュボード計器を思い起こさせるデザインとなっている。
付属のベルトも、パイロット オートマティックの2つのバージョンそれぞれが持つ特性と完璧にマッチ。ブラックセラミック製バージョンには、パイロットのために新たに開発されたフォールディングバックルを備えたブラックのさりげないコーデュラ・エフェクト ラバーベルトと、より実用的なカーキカラーのコーデュラ・エフェクト ラバーストラップが付属。スチール製のモデルには、同じブラックのコーデュラ・エフェクト ラバーストラップが付属しているが、セカンドベルトはブラウンのカーフスキン製だ。ベルトの交換は、ストラップの裏側に直接組み込まれたクイックリリース機構によって簡単に行うことができ、ベルトを固定しているバネ棒から工具を使わずに簡単に取り外すことができるのもユーザーにとってうれしい。
【問い合わせ先】LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス TEL.03-3575-5861
公式サイト：https://www.zenith-watches.com/ja_jp