機械式時計の最高峰として知られるトゥールビヨン。近年はハイエンドモデルに加えて、専業メーカーの汎用ムーヴメントを採用することで製造コストを抑え、手の届く30万円前後の価格を実現したデイリーユースモデルが数を増やしている。
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なかにはコスト削減のために中国などで一貫製造されたトゥールビヨンもあるが、そうしたなかで、ほかとひと味違う品質、魅力を備えているのが、ドイツのフォルツハイムで創設されたヴァルドホフだ。同社も中国のメーカーからムーヴメントの供給を受けているが、企画立案、品質管理をドイツで行うことで完成度を高めたモデルを展開している。今回は、ヴァルドホフが今春リリースした新作モデル、コンチネンタルSをクローズアップしてみた。
【今回の実機レビューモデル】
WALDHOFF(ヴァルドホフ)
コンチネンタルS
古代インドで発明され、シリアのダマスカスで製造技術が発展したダマスカス鋼からインスパイアされた鍛造鋼、ダマスカススチールを文字盤に採用したヴァルドホフの新作。トゥールビヨンの機能美とダマスカススチールの組み合わせが、工芸的で重厚な雰囲気を醸し出している。
■素材:904Lベゼル×316Lステンレススチールケース
■サイズ:ケースサイズ41mm(ラグ上限幅48mm)、厚さ12mm、180g
■防水性:3気圧防水
■ムーヴメント:手巻き(Cal.winding HZ 3401)72時間、2万8800振動
■搭載機能:時刻表示/トゥールビヨン
■価格:23万3120円(37万6000円:38%OFF)
ここで紹介した最新モデルは、クラウドファンディングサイト国内最大手のMakuake(マクアケ)で先行発売を開始している。早割として最大38%OFFの特別価格で手に入れることができるため、気になった人は詳細をチェックしてみよう。
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