いまや時計業界でも一般的になったチタン素材。近年は技術の進歩によって高級感ある見た目も得られるようになったことからハイブランドでも採用するケースが増えており、特にアクティブに使うことが多いスポーツウオッチの素材としてはうってつけだ。
チタンがスポーツウオッチの素材として向いている理由は色々とあるが、なんと言っても従来のステンレススチールなどに比べて“軽量”なことがいちばんに挙げられるだろう。と言うのもスポーツウオッチなどでは優れた耐久性を得るためにケースが大きくなりやすい。ケースが大きければ、それだけ時計自体も重くなり、そうなると快適な装着感は得られにくいのだ。そこで素材をチタンに置き換えることで軽量化を図り、デイリーユースとしてもストレスなく使えるモデルを展開するというわけである。
そこで今回は、スポーツウオッチのなかでも人気のダイバーズに絞って、編集部がおすすめする機械式チタン製モデルを紹介しよう。
【画像:ロレックス・セイコーほか、
10万円台から300万円台までのチタン製ダイバーズ】
【編集部のおすすめモデル】
チューダー
ペラゴス 39
■Ref.M25407N-0001。TI(39mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.MT5400)。59万1800円
優れた防水性を備えた本格ダイバーズウオッチとして展開されるペラゴスに新たに加わったダウンサイズ版。ケース径が3mmサイズダウンし、39mm径の適度なサイズ感になった一方、防水性もダウン。もっとも、200mの防水性を備えるため普段使いにも安心だ。ちなみにロレックスのサブマリーナー(Ref.124060)の重量が約160gあるのに対して、ペラゴス39は約110gと50gも軽い。
チューダー(https://www.tudorwatch.com/ja)
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