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「こんなのあったの」と驚く。かつてデイトジャストに存在した個性的な文字盤たち|ロレックス通信 No.185

 ロレックスと聞くと、日本ではどうしてもデイトナやサブマリーナーといったスポーツ系モデルばかりに注目が集まってしまうが、世界的にみると所持率が最も高く、ロレックスの代名詞となるのはやっぱりデイトジャストなのだろう。

 事実、年間約900万人が利用するという世界最大の高級腕時計のマーケットプレイス“Chrono 24”によると、下に掲載した同サイトの2022年ロレックス年間販売数トップ10でもデイトジャストが1位と、数では圧倒的に世界で売れていることがわかる。しかも、ロレックスだけでなくすべての時計ブランドで比較してもダントツの1位というからすごい。

【2022年の年間販売数トップ10】
1位 デイトジャスト
2位 サブマリーナー
3位 デイトナ
4位 GMTマスター II
5位 オイスターパーペチュアル
6位 デイデイト
7位 ヨットマスター
8位 エクスプローラー II
9位 シードゥエラー
10位 エクスプラーラー I

 ではなぜこれほどまでにデイトジャストが支持されるのか。最大の理由はロレックスの中でもステンレススチール製のベーシックなスタイルから、18金ゴールドとステンレスとのコンビにダイヤをあしらったゴージャス系まで揃うためライフスタイルに合わせて選べる。加えて文字盤の装飾や色、そしてサイズとバリエーションが豊富で選択肢がとても幅広いという点に尽きる。

 時計にそれほどこだわりはないが、長年使える高級時計を1本所有したいと考えている人にとっては、性能や安心感、使い勝手などトータルでみても、デイトジャストは非の打ちどころがなく、1本所有していても損はない。まさに間違いなく購入の最有力候補に挙げられるモデルなのは確かである。

 さて、前置きがだいぶ長くなったが、今回紹介したいのは、そんなデイトジャストの文字盤デザインについてだ。これもデイトジャスト特有のものでこれまでも様々なデザインが採用されては、廃版となってラインナップから姿を消している。

>>>次ページで7種類の個性的な文字盤を紹介

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