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【オパーヴ ダマスカス ホワイト:文字盤をチェック】
ノルウェーの自然の質感を独特の立体的なパターンで表現した文字盤もストラムの魅力のひとつ。有機的な凹凸を備えた打ち抜きのスチール製の下地に、ラッカーを何層も重ねて製作されている。
3次元のパターンのテクスチャーは、直射日光の下ではきらめくノルウェーの雪山の尾根や谷の風景を思わせる。直線的な針、インデックスと有機的な装飾の対比も美しい。
【オパーヴ ダマスカス ホワイト:ケースをチェック】
これまで日本のカジュアルウオッチ市場に流通していた北欧ブランドはミニマルで繊細なデザインを採用することが多かったが、ストラムはそうした従来の北欧ブランドとは印象が異なる、ラグジュアリースポーツからインスパイアされた重厚な造形を採用。ラグを持たずにケースに直接ベルトを設置するデザインと、ソリッドなケースのフォルムが個性を主張している。
古代インドで発明され、シリアのダマスカスで製造技術が発展したダマスカス鋼からインスパイアされた“ダマスカススチール”をケースに採用。特性の異なる炭素鋼合金を組み合わせて鍛造し、何度も折り曲げた後、酸にさらすことによって、木目を思わせる独特の模様が生み出される。固定ラグを備えた重厚なフォルムと独特の模様の組み合わせが存在感を主張する。
ラッカーを重ねた文字盤でノルウェーの自然を表現したオパーヴ。文字盤の意匠に合わせて、ケースの裏ブタにもノルウェーの自然をモチーフにしたエンボス装飾が施されている。通常のシースルーバックと異なり、サファイアクリスタルの窓を二つに分割して、セリタ自動巻きムーヴメント、Cal.SW-200-1をチラ見せした意匠もストラムの遊び心が感じられ魅力的だ。
【オパーヴ ダマスカス ホワイト:装着感をチェック】
ラグを持たないラグスポテイストのデザインは一見するとやや大きめな印象を感じさせるが、実寸はケースの直径が41mm、ラグ上下で46.6mm、厚さが11mmのため、装着感は良好。固定ラグの内側にストラップが設置された構造もフィット感を高めている。手首の動きに合わせて陰影を生み出す凹凸を備えたラッカー文字盤も美しい。
【問い合わせ先】
ストラム(STRAUM)公式サイト
https://www.straum.co/watches
文◎船平卓馬(編集部)
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