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【いまが旬、トレンドのターコイズブルー文字盤を採用】10万円台まで、編集部おすすめの腕時計3選

 一昔前までは時計といえばブラック、シルバー、ホワイトの3色が主流となっていたが、ブルーカラーの文字盤が数年前にトレンドとして注目され、その後、定番化して以降、高級、カジュアル問わず時計業界ではこれまでにない、カラフルな文字盤を取り入れたモデルが数多くリリースされるようになった。

 2020年頃からはブルーに加えて“グリーン”や“グレー”を採用したモデルがトレンドカラーとして様々なブランドに採用されていたのだが、22年になって新たに注目を集めているのが“ターコイズブルー”である。

 ロレックスのオイスターパーペチュアルに採用されたことに加え、2021年にパテックフィリップのノーチラスティファニブルー(5711/1A-018)がフィリップスのオークションで650万3500ドル(約7億3500万円)で落札されたことが影響して一躍注目のカラーリングとなり、高級時計だけでなく、カジュアルウオッチでもターコイズブルーを採用するモデルがラインナップを増やしているのだ。

 今回はターコイズブルーを採用したモデルを、“10万円以下”の価格帯からセレクトしてみた。トレンドの1本として、チェックして持っていて損はないだろう。


【編集部のおすすめモデル】
OUTLINE(アウトライン)
アウトライン×チックタック|369ブルースペシャル


 「3・6・9」アラビアインデックスが代名詞として知られる1950年代製造の傑作モデルをモチーフにしたアウトラインの最新モデル。当時のハニカム文字盤を再現して人気を博した既存モデルがベースとなっており、アンティークウオッチと見間違うほどの古典的な味わいだった前作とは異なり、時計界のトレンドカラーであるターコイズブルーを採用し、ファッショナブルなデザインに仕上げられている。


 一般発売は11月中旬を予定。クラウドファンディング“ウオッチメーカーズ”で現在先行予約も受け付けを開始。100本限定、先行予約だけの特別価格で手に入れることができる。


■Ref.YK20225-1TRQ-HC。SS(36mm径)。5気圧防水。自動巻き(日本製Cal.Miyota 9039)。5万5000円

【問い合わせ先】
シーズ・ファクトリー
TEL.03-5562-0841

【先行予約販売サイト】
ウオッチメーカーズ
https://watchmakers.en-jine.com/projects/outlinetictac


【編集部のおすすめモデル】
UNDONE(アンダーン)
ステラー スピードスター ティフブルー


 1960年代から70年代に製造されたオマーン軍仕様のレアモデルをモチーフに、先進の技術とデザインでモダンなアレンジを加えた限定モデル。アイコンである“ハンジャル(オマーンの国章)”をレイアウトしたデザインに加え、複数回のエナメル加工と研磨を施したリキッド感のある文字盤など、限定モデルらしいこだわりが詰まった力作に仕上げられている。


■TIFF BLUE。SS(41.8mm径/DLC加工)。100m防水。クォーツ(SII製Cal. TMI VK63)。5万9950円

【問い合わせ先】
アンダーン・ジャパン
TEL:03-5774-1447
http://undone.co.jp


【編集部のおすすめモデル】
STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)
日本限定 ガガーリンモデル


 史上初の宇宙飛行を成功させたユーリイ・ガガーリンが、宇宙飛行の際に着けていたというロシアの時計ブランド、“STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)”の限定モデル。クラシックなデザインを踏襲しつつ、スカイブルー文字盤をベースに、差し色でホワイトを組み合わせた爽やかなカラーリングを採用しており、従来のモデルにはない個性を主張している。シースルーバック仕様により、希少なデッドストックムーヴメント、キャリバー2609の動きを裏ブタから見ることができるのも魅力だ。


■Ref.2609-3747203Ni。SS(40mm径)。3気圧防水。手巻き(Cal.2609)。日本限定50本。10万4500円

【問い合わせ先】
アンドロス ブランド事業部
TEL.03-6450-7068


 

文◎船平卓馬(編集部)

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