【KUOE(クオ)】 カジュアル時計 国産時計

【これってアンティーク時計!?】クラシックデザインの魅力を世界に発信する気鋭の国産ブランド、KUOE(クオ)に注目

ブランド創設者が一瞬で虜になったクラシックデザインを現代に伝え、さらにデイリーユースとして気軽に楽しんでもらいたいという思いから、2020年に京都で設立された新進気鋭の国産時計ブランド、KUOE(クオ)。自社で企画・生産・販売までのすべてを管理する独自のビジネスモデルを確立することで、日本製の高品質な腕時計でありながら低価格化を実現している同ブランドのラインナップは、設立から2年で4コレクションまでに広がっている。今回はそのなかでも、これからの季節に合うミリタリーテイストの“オールド スミス 90-002”をクローズアップしたい。

オールド スミス 90-002(Ivory)
クラウドファンディングで1300万円を超える資金調達に成功し注目を集めたクオのセカンドモデル。往年のイギリス軍用時計をモチーフにしており、レイルウエイやバトン針といった古典的なディテールを備える。一方で、316Lステンレス製のケースは、あえてポリッシュ仕上げを施し、無骨な雰囲気のなかに上品さをプラスしている。
■ステンレススチールケース、NATOストラップ(カーキとブラックの2色セット)。ケース径35mm。10気圧防水。自動巻き(セイコー製Cal.NH35A)。3万4800円(アップグレード用文字盤の価格、5000円を含む)

1940年代から70年代にかけてイギリス軍で採用された軍用時計をモチーフにした同作は、その無骨な意匠と自動巻きモデルながらも35mm径という小振りなサイズ感が特徴。さらに10気圧防水に加えて、2種のNATOストラップが付属しており、汗ばむ季節にも安心だ。文字盤は全4色展開となるが、いずれも蓄光塗料にオールドラジウムカラーを採用することで、見事に経年変化したアンティークウオッチを彷彿とさせる意匠に仕立てている。加えて本作では、スーパールミノバ夜光を使用した文字盤とサファイアガラス風防のアップグレード用パーツ、換え用のブレスレットも展開されている。それぞれのスタイルや使い方によって組み合わせをアレンジして楽しむことができるという点もうれしい。

 

【問い合わせ先】クオ グローバル info@kuoe-jp.com
https://www.kuoe-jp.com

 

文◎堀内大輔(編集部)/写真◎水橋崇行

 

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