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アウトラインの最新作を着用テスト。4万円台で買えるのは明日の7月3日(日)まで!|OUTLINEニュース no.36

古典的な落ち着いた雰囲気なのでビジネスでもカジュアルであっても比較的にどんなファッションにも合わせやすい

 今月(7月)中旬に発売を予定している、筆者がプロデュースする時計ブランド、アウトラインの最新作“アウトライン・セコンドセッティング”。そのワーキングサンプルが出来上がってきたため早速着用テストをしてみた。

 本来はイタリアのヴィンテージ調レザーベルトが標準で付属するのだが、この新作のデザインモチーフとなった通称ウィームスウオッチは、1940年代にイギリス空軍にも納入されていたという背景もあるため、同じくイギリス空軍が使用していたハシゴ型のバンブーブレスを復刻した、こちらもアウトラインオリジナルだが、そのバンブーブレスに付け替えて行った。

 着用テストは、ちょうど梅雨が明けて外は30度超えのものすごい暑さだったこともあって、隙間が空いているバンブーブレスは、それはそれでなかなか快適だった。

秒単位での計測のため考案された通称ウィームスベゼルを再現した最新作“アウトライン・セコンドセッティング”。回転ベゼルの誤作動を防ぐためのロック機構はかつてロンジンが採用した止め金具に倣って製作

 セコンドセッティングはご覧のように、太めの双方向回転ベゼルの印象に加えて、筆者の手首が貧弱なせいもあって、パッと見では40mmオーバーの大振りなサイズに思われるかもしれないが、実は38mm径と着けやすさを考慮して抑えめに作っている。しかもラグも短めのため、手首のカーブになじんでくれるので着けていて疲れない。

 また、回転ベゼルの幅は若干あるが、あえてフラットに仕上げてヘアーラインを施すことでクラシックな雰囲気を強めた。そのため全体の雰囲気も落ちついた感じにしているため、今回はカジュアルな服装だったが、もちろんビジネスであってもかっちり目のスーツなどでなければ比較的にどんなスタイルにも合わせやすいと思う。

 さて、1カ月間実施してきたクラウドファンディング「ウオッチメーカーズ」での先行予約販売も残すところ今日を含めて2日間となってしまった。一部の早割の商品は完売のものもあるが、まだ4万円台の特別価格で購入可能だ。お得に買えるこの機会をぜひご利用していただけたらと思う(※クラウドファンディングは終了しました)。

【アウトライン・セコンドセッティング】
Ref.20222-1BK(ブラック)。Ref.20222-2BL(ブルーグラデ)。SS(38mm径)。10気圧防水。自動巻き(日本製Cal.MIYOTA9039)。双方向回転ベゼル、ベゼルロック機構(4時位置)、シースルーバック。各5万5000円

詳しくはアウトライン公式WEBサイトで

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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