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下落傾向も鈍化か、今後気になるトランプ関税の影響。4月度の実勢価格定点チェック!|菊地吉正の【ロレックス通信 No.299】

今回は3週目ということで実勢価格が先月からどのように推移しているのか価格相場の定点チェックをお届けする。

先月は「17万円とは驚いた! 3月度の実勢価格定点チェック!」と題して、今年2月以降から全体的に下落傾向が続いていて特にサブマリーナーデイトが1カ月間で17万円と驚きの下げ幅だったことをお伝えした。

では今月はいったいどうなのか次ページに掲載のリストをご覧いただきたい。GMTマスター II の12万円、デイトナは7万円とこの1カ月間でも下落傾向は続いている。ただ3カ月間で見ると明らかに鈍化しているようだ。一方でそれ以外は1〜2万円の下げ幅とほとんど変わっていない。2月からの下落傾向はひとまず一服という感じなのかもしれない。

そして先月17万円下がったサブマリーナーデイトも今回216万円と前月よりも下げ幅は2万円。しかしここまでの安値相場は2024年1月以降で今回がいちばん低い。そう考えると狙うタイミングとしては悪くないのかもしれない。

【画像】サブマリーナーデイトの価格の推移をチェック!

ただ気になるのはトランプ関税の影響による4月に入ってからの急激な円高だ。3月に140円台後半だった為替は現在約142円とかなり円高が進んでいる。もしこれが90日間続くとなると実勢価格に影響がでてくる可能性は否定できない。現行新品の購入を考えている人にとっては何とも悩ましいところである。

>>>次ページで『主要10モデルの月刊ロレックス相場』

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