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【赤いシンボルマークが懐かしい】1970年に販売されたSEIKO製の“大阪万博”記念時計!今回はいかに

158の国と地域が参加して、大阪 此花区の人工島・夢洲を会場に開催される大阪・関西万博。海外パビリオンの建設の遅れや入場チケットの販売が低調だったりと何かと問題が指摘されているなか、いよいよ2カ月後に迫った。そして4月13日から10月13日までの半年間で約2820万人の来場者を見込む。

ちなみに55年前に開催された前回の大阪万国博覧会(EXPO’70)は77カ国、116のパビリオンで1970年3月14日に開催。183日間で約6400万人が訪れた。なかでもダントツの1番人気はアメリカ館。“月の石”をはじめ“アポロ8号”の司令船の実物展示をなど世界中が注目していた『アポロ計画』の展示が大きな話題を呼んだことは、60歳代以上の御仁なら懐かしく思いだされるに違いない。

今回、ここに取り上げた時計は、アンティーク時計の専門誌が運営する検索サイト「LowBEATマーケットプレイス」に掲載されていた、そんな55年前の大阪万博(EXPO’70)を記念してセイコーがリリースした腕時計である。

そのため風防の12時位置には、桜をかたどった当時のシンボルマークがデザインされている。五つの花びらで5大陸、中央の丸は日本を表現したものだった。ベースとなったモデルは1967年に諏訪精工舎から発表された“61ニューファイブDX(デラックス)”である。

このセイコーのほかにも当時万博に出展していたリコーも、シンボルマークを模した斬新なケースデザインの大阪万博記念モデル「RICOH EXPO’70」(手巻き)が腕時計型とペンダント型で販売され人気を博した。(2ページ目に写真を掲載

さて、今回も同様の記念モデルがはたして出るのだろうか。。。

時計◎「SEIKO 6119-8090 大阪万博 EXPO'70」自動巻き 9万8000円/協力◎WTIMES
文◎LowBEAT編集部

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