セイコーのクレドールから、“Locomotive（ロコモティブ）”の新モデルが登場する。2025年5月23日から。
クレドール LOCOMOTIVE（ロコモティブ）
パテック フィリップのノーチラス、オーデマ ピゲのロイヤルオークといった著名ブランドの顔とも言えるモデルを多くデザインしてきたマエストロ、ジェラルド・ジェンタ氏。
ジェラルド・ジェンタ氏
1979年、ジェンタ氏が手がけたのが“クレドール ロコモティブ”だ。今回は、これを進化させるとともにクレドールの挑戦を印象づけるデザインを文字盤に盛り込んだ。
24年に発売された50周年記念 LOCOMOTIVE 限定モデルは放射状の装飾を施した黒色文字盤であったが、新作では鉄道システムの進行信号を象徴する緑の信号灯にインスパイアされた緑文字盤を採用。
複雑な幾何学模様の六角形パターンが施されており、時計の特徴である六角形ベゼルにオマージュが捧げられている。六角形のそれぞれに異なる方向のストライプ模様を施すことで、光の角度によって表情を変える。
【画像】“セイコー”巨匠が手がけた名作新モデルを別アングルで見る
また、ロコモティブの象徴である六角形のモチーフはケースデザインだけでなく、リューズやベゼルのネジ、ブレスレットの中駒などにも取り入れられている。そして、ベゼルとケースそれぞれにヘアライン仕上げと鏡面仕上げを施すほか、長期使用に適した六つのネジによる構造により、ケースをしっかりと固定する。
機能面では、メカニカルムーヴメント“キャリバーCR01”を搭載。薄型の3針メカニカルムーヴメントを採用することで、オリジナルモデルと同様に厚さ9mm以下のエレガントなフォルムを実現する。
ブレスレットは、ケースから中留へと自然につながるテーパー形状の駒と、六角形の中駒が特徴。一つひとつの駒に熟練の職人がヘアライン仕上げを施し、さらに両端の斜面を磨き上げることで、腕の動きに合わせて光が揺らめく美しいデザインに仕上がった。なお、販売価格は187万円となる。
【画像】“セイコー”巨匠が手がけた名作新モデルを別アングルで見る
【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室（クレドール）
TEL.0120-302-617
文◎Watch LIFE NEWS編集部
【そのほかのニュースもチェック！】
■セイコーの名作ロコモティブが300本限定で復活【クレドール50周年記念】“ジェラルド・ジェンタ”のスケッチを忠実に再現
■【セイコー“クレドール”50周年記念作】限定5本のみ黄綬褒章受章者の技術を注ぎ込んだ希少モデル
■【日本伝統の漆塗りと金箔が美しい】最高級ブランド“デコール セイコー”の置時計と振り子時計
■【日本伝統の黒漆や菊つなぎ紋】セイコーの復刻版や限定モデルが美しくて新しい
■【グランドセイコー新作速報】ジュネーブ時計グランプリ受賞作“ Kodo（鼓動）”と対になる銀色の新作