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【ロレックスと同じ機能で8万円台】大人気の青赤ペプシもいいが渋めの黒も捨てがたい。37mmのヴィンテージ調GMT時計|OUTLINEニュース no.192

二つの時間を同時に確認できるGMTウオッチというとロレックスのGMTマスターに代表される、24時間回転ベゼルを青と赤のツートンに色分けした通称“ペプシベゼル(アメリカの清涼飲料メーカーの色から付けられた愛称)”が人気だ。

そのため現在販売されている多くのGMTウオッチも色こそ様々だがツートンベゼル仕様のモデルはかなり多い。ここに取り上げた昨年12月に発売したばかりのアウトラインの最新作“GMT-1960”も顔となるのはそんなペプシベゼルである。

ただ、購入にあたっては実のところ今回取り上げた黒の単色ベゼルとで悩む人は意外に多い。その最大の理由がファッションとの合わせやすさだ。

黒の単色ベゼルが初めて登場した1960年代のロレックス・GMTマスター第2世代の雰囲気を再現したこのモデル、サイズや色味などあたかも経年変化したアンティークのような味わいを再現するべく、細部にこだわって作り込んでいる。

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そのため最近主流となりつつあるセラミック素材のキラキラしたベゼルではなく、昔からのアルミ製インサートを使っていることもあって、黒もしっとりとした質感でより落ち着いた印象なのだ。

そのため実際に日常着けるとなった場合、シーンを選ばず着けられるため使い勝手はいいし、37mm径と1960年代当時と同じサイズ感で手首への納まりもいい。この引き締まった感じに引かれる人は実は多い。

現在、時計のセレクトショップ、オンタイムとムーヴ、そしてチックタックなど計54店舗(公式サイトに一覧あり)で販売中のため、時間があるときにでもぜひ実機で実際に見比べていただきたい。

搭載するのはシチズン傘下のミヨタが開発したGMTムーヴメントCal.9075。これは何と日本製外販用としては唯一ロレックスのGMTマスター II と同じ機能の時針単独可動型だ。それでいて8万円台というコストパフォーマンスの高さも見逃せない。

【アウトライン GMT-1960】
[型番](左)Ref.YK20244-2PEWH、(中)Ref.YK20244-1PEBK、(右)Ref.YK20244-3BKBK
[素材](ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)(ドーム形風防ガラス)アクリル樹脂
[サイズ]ケース径37.0mm、ケース厚10.95mm(ドーム風防含む13.0mm)
[防水性]5気圧防水(日常生活防水)
[駆動方式]自動巻き(日本のMIYOTA製Cal.9075/24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
[機能]時針単独可動式GMT機能、24時間表示双方向回転ベゼル
[価格]各8万8000円

商品の詳細(公式WEBサイト)
https://outlinewatches.tokyo/collection/gmt-1960

公式オンラインSHOP
https://shop.powerwatch.jp/webshop/category/item/item-watch/outline/gmt1960/

取り扱い店舗一覧
https://outlinewatches.tokyo/shoplist

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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