様々な高級時計が歴史に名を残しているように、カジュアルウオッチにも誰もが知るベストセラーモデルが存在する。この記事では、そんな時代を超えて語り継がれる不朽の傑作をクローズアップ。四つのカテゴリー別に誰もが知る王道モデルはもちろん、知る人ぞ知る隠れた名作モデルまで、幅広く紹介していく。
前回の記事ではレジャーシーンで本領を発揮する歴史的ツールウオッチを紹介したが、今回のテーマは日本が世界に誇る最強の耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”。1983年に誕生し、2023年に40周年を迎えた不朽のベストセラーだ。日本のみならず、世界中に数多のユーザーを抱える同シリーズのなかでも、特に人気の高い3機種を厳選した。
この記事でクローズアップするのは、初代デザインを踏襲した5600系、三つ目とフロントボタンが象徴的な6900系、八角形ベゼルのデジアナコンビ・2100系の3シリーズ。
80年代後半〜90年代にかけてビッグブームを巻き起こし、不動の人気とともに多くのバリエーションを生み出し続ける5600系と6900系に対して、2100系は2019年に登場した新鋭だ。以下からは、その3モデルの特徴をそれぞれ簡潔に紹介していこう。
【昭和・平成”ベストセラーモデル列伝】
G-SHOCK新旧人気3シリーズ①
1987年〜
5600シリーズ/DW-5600UBB-1JF
初代5000シリーズを継承するケースに、黒で統一されたシンプルなデザインが合わさったスタイリッシュなモデル。約53gと非常に軽量で、美観と機能性を見事に両立している。
【昭和・平成”ベストセラーモデル列伝】
G-SHOCK新旧人気3シリーズ②
1995年〜
6900シリーズ/DW-6900UB-9JF
“三つ目”と呼ばれる文字盤の上のサークル形状の3連グラフィックが、ストップウオッチや秒表示と連動した多彩な液晶表現をなす1990年代より愛されているシリーズ。
【昭和・平成”ベストセラーモデル列伝】
G-SHOCK新旧人気3シリーズ③
2019年〜
2100シリーズ/GA-2100-1A1JF
2019年の発売当初から絶大な人気を博した新定番シリーズ。カーボンケースでモジュールを保護するカーボンコアガード構造と、八角形ベゼルのデジアナコンビだ。
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文◎市村信太郎(編集部)/写真◎水橋崇行
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