高耐久で軽量【スイス老舗時計“ロンジン”】男前すぎるオールブラックのカーボンモデル

2025年1月17日

スイスの老舗時計ブランド“ロンジン”が、190年以上の歴史に新たな一章を刻むモデル“ウルトラ-クロンカーボン”を発表した。

同モデルは、ロンジンの時計ケースとして初めて革新的な素材であるカーボンを採用し、強度と軽さ、そして唯一無二のデザインを実現。

直径43mmのケースは、一方向性カーボンファイバーとエポキシ樹脂のストリップを型に入れて高温と高圧で加工し、最後にコールドカットを施して完了する。この製造工程によって繊維の配置がランダムに形成される、それぞれのケースが独自の模様を持つ。こうして“ウルトラクロン”を象徴するクッション型ケースに仕上がり、視覚的にも強い個性を発揮するデザインとなっている。

チタン製の固定式ベゼルには、アルミニウム製インサートが設置され、10刻みの目盛りが刻印されている。また、ケースバックとねじ込み式リューズもチタン製で耐久性に優れている。アンスラサイトカラーで、12個のシルバーカラーのアプライドインデックスを備えたチャプターリングを配置。さらに、インデックスとグレーカラーの時分針にはスーパールミノバブルーナイトライト加工が施されており、暗い場所でも使い勝手がよい。

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機能面では、高振動キャリバーL836.6を搭載。このムーヴメントは5ヘルツ（毎時3万6000振動）で作動し、従来のムーヴメントに比べ衝撃や位置の変化に対する安定性が大幅に改善したという。ヒゲゼンマイと革新的な部品を採用し、 ISO764規格をそのままに耐磁性を実現。さらに、時計全体の重量は80グラム以下で、30気圧の防水性能を備える。また、このムーヴメントはジュネーブの独立時計試験所TIMELABによってクロノメーターとして認定されている。