今月も第3週目ということで、主要11モデルの1カ月間の値動きについてどのように推移したのか定点チェックをお届けする。
加えて今回は今年も残すところ9日余りとなったこともあり、1月に実施した定点チェックから約1年間でどれだけ実勢価格が動いたのかも併せて調べてみたので参考にしていただきたい。
まず、この1カ月間の値動きだが、全体的には数万円レベルの動きなのであまり変動はないと言っていい。強いて挙げるならば11月の定点チェックでは10月からの1カ月間で32万円も上昇するなど、かなり値動きが激しかったデイトナが17万円ほど下がったことぐらいだろうか。
一方の1年間でみるとどうか。モデルによっても違うが思った以上に値上がりしていない。年の前半はどんどん円安が進行するにつれて実勢価格も大幅に上昇したが、8月に一転して急激な円高に振れたことで8月から9月にかけて大幅に下落したことが大きい。現在は値を戻しているものの、ここで一度大きくリセットされたこともあって結果的に驚くほどの上昇とはならなかったようだ。
ただ為替だけで考えると、再びトランプ政権時代を迎える来年1月以降の為替市場にどのような影響を及ぼすのか今後は大いに気になるところである。
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