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冬の装いに「金×革」で大人っぽく古デイトジャストを楽しむ|菊地吉正の【ロレックス通信 No.280】

先週、当Watch LIFE NEWSのアンティーク時計をテーマにした連載記事で「【アンティークのロレックスが欲しい】 でも何を買ったらいいのか?」と題した記事を書いたところ、かなり多くの反響をいただいた。

興味はあるが「何を買ったらいいかわからない」「壊れたらどうしよう」など二の足を踏んでしまう人も多いため、そんなロレックスのアンティーク初心者向けに書いた記事だ。興味のある方は記事最後の「おすすめ記事」から読んでいただきたい。

さて、今回注目したのはデイトジャストの金ケースタイプである。金ケースというと「金はどうもなあ」と敬遠されがちだがデイトジャストの場合はケース径36mmと小振りで、特にアンティークの場合は現行よりもだいぶ薄くてひと回り小さい。加えて古いこともあってギラギラ感はそれほど感じないと思う。

確かにその感じ方には個人差はあるだろうし仕事となるともちろんTPOを考えないとならない。ただファッション小物として考えれば、1本持っているとけっこう楽しめると思う。

そして、その際に重要となるのがブレスレットではなく革ベルトをうまく活用すること。クロコレザーならドレスウオッチ風にもなるし、ステッチの入ったヴィンテージレザーであればカジュアルな装いにも合わせられる。レザーのデザイン次第でもかなり使用シーンは広がるからだ。

また、ゴールドブレス仕様は流通数が少なく300万円オーバーと高額となるが、革ベルトタイプだと100万円前後からでも狙えてコスパも悪くない。針の形状やインデックスなど製造年代によっても様々あって雰囲気もだいぶ違うため、ぜひこの冬いろいろと探してみてはいかがだろうか。その際は、冒頭で紹介した記事にも書いたが、1500系の自動巻きムーヴメントを搭載したデイトジャストの第3世代がおすすめである。

【画像】「金×革」のデイトジャストをもっと見る!

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菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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