日本の腕時計メーカー“マルゼキ”が展開するブランド“GRANDEUR PLUS”から、ステンレスと天然素材を使用したソーラーウオッチが登場。クラウドファンディングサイト“グリーンファンディング”にて販売を開始した。
同モデルは、太陽光や室内光を電気エネルギーに変換し、二次電池に蓄えるソーラー発電を採用。酸化銀電池を使用せず電池交換が不要で、環境に配慮した持続可能な設計が特徴だ。
【画像】天然素材とステンレスを採用したソーラーウオッチを見比べる
ケースはステンレススチール製、ベゼルは天然木材のメープルウッドとサンダルウッドを採用。メープルウッドは清潔感のある白い色合いが特徴で、サンダルウッドはリラックス効果のある木として知られる。これらの木材が、ステンレススチールの硬質な質感に温かさと癒やしを添える。
文字盤は光透過率30%以上のポリカーボネートを採用することで、ソーラー発電の最適化を実現。時針と分針のコントラストを強調し、目盛りを12カ所に太く配置。これにより、時間を直感的に読み取れるデザインとなっている。
機能面では、ムーヴメントにセイコーの日本製ソーラームーヴメント、Cal.AS01を搭載。メインプレートにはリサイクルプラスチックを使用し、環境負荷を軽減。さらに、二次電池は長期間使用が可能で、条件次第では10年以上の使用を想定するほか、ケースは40mm径、重量は約50gを実現するなど、軽量設計にもこだわりが見られる。
【画像】天然素材とステンレスを採用したソーラーウオッチを見比べる
また、ベルトには和紙を糸状に加工した伝統素材“紙布”を採用。高温多湿な日本の気候に適応し、吸湿性と耐久性を両立する。これらの工夫により、環境保護と快適性を兼ね備えたタイムピースに仕上がっている。なお、一般価格は3万3000円(超早割 2万2440円)となっている。
【問い合わせ先】
株式会社マルゼキ
TEL.03-5615-8785
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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