フランスとスイスのヘリテージと、航空機計器開発のルーツをもつ時計ブランド“ベル&ロス”は、日本とフランスの航空ストーリーを背景にもつ限定エディション“BR-03 クロノ エル ルージュ”を発表。日本限定で99本を販売する。
フランスの飛行士アンドレ・ジャピー氏が、1936年に挑戦したパリ・フランス100時間単独飛行。その挑戦は九州上空の悪天候に阻まれて墜落してしまうが、地元民の救出作業により一命をとりとめ、日本とフランスの航空業界をつなぐ一因になったという。そして現在、当時使用された飛行機と同型の“コードロン シムーン”を復元させ、世代を越えて挑戦を完結させようという“赤い翼”プロジェクトが進行中だ。
そんな日仏共同計画への共感から生まれた腕時計が本作“BR-03 クロノ エル ルージュ”で、四角の中に丸のアイコニックデザイン“BR-03”をベースに、復元予定のコードロン シムーンのカラーリングが落とし込まれた。
鮮やかな赤の文字盤には、フランス語で“赤い翼”を意味する“Ailes Rouges”の文字と、挑戦が始まった1936年、そして本作が誕生した2024年の文字が記され、スモールセコンドにはコードロン シムーンのイラストがデザインされている。
復元するシートのモチーフをあしらったカーフレザーベルトもレッドでまとめており、情熱の赤が一層強調された。
心臓部には、42時間のパワーリザーブを備える自動巻きムーヴメント“Cal.BR-CAL.301”を搭載。裏ブタにはシリアルナンバーも刻まれる。
日本とフランスが共有する情熱が反映された本作は、日本限定で99本のみを販売。付け替え用としてブラックのファブリック製ベルトも付属する。価格は90万2000円
【問い合わせ先】
ベル&ロス 公式サイト
https://www.bellross.com
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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