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11月8日午前11時から【独立時計師・浅岡肇氏による新生“TAKANO(タカノ)”】ファーストモデルの抽選販売受付を開始

独立時計師アカデミー(AHCI)会員である浅岡肇氏が2016年に設立した東京時計精密は、2024年5月31日に開催した“新生TAKANO”ブランドのローンチイベントにてファーストモデル“シャトーヌーベル・クロノメーター”を発表。11月8日午前11時より、このファーストモデルの抽選販売(応募)を開始する。

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【画像】ホワイト文字盤とブラック文字盤を展開、デザインを見比べる

1899年に設立された“高野時計金属製品製造所”を前身とし、1957年より腕時計の製造を開始した“タカノ”。当時としては先進的な恒温・恒湿の環境を有した工場を持ち、“世界的高級時計を目指す”というコンセプトを掲げた幻の時計ブランドだ。

そんな日本時計界においてエポックメイキング的な存在であったブランドの名を受け継いだ“新生TAKANO”のファーストモデルが、“シャトーヌーベル・クロノメーター”である。

浅岡肇氏のデザインに加え、ムーブメントは東京時計精密株式会社にて調整を施し、ブザンソン天文台のクロノメーターを取得。文字盤には21世紀の国産時計としては初めてとなる“Chronometer”の表記が刻まれている。

ディテールについても語りどころがいくつもあるが、特に印象的なのが文字盤。ホワイトとブラック、ふたつのカラーが展開されたボンベ文字盤には、浅岡氏のメインコレクションにも見られるスカイスクレーパー針が採用され、針先をカーブさせた造形が曲面を備えた文字盤および風防の造形と呼応する。

また、37mmのステンレススチールケースには、ザラツ研磨を施した。近年、ケースにおけるザラツ研磨は鏡面仕上げの面とサテン仕上げの面を組み合わせることが多いのだが、本作は鏡面仕上げの面同士を組み合わせ、ドレス感を高めたエレガントな雰囲気に仕上げられている。


クロノメーター用に調整された時計は、慎重にフランス・ブザンソン天文台に発送され、現地でクロノメーターの検定を受ける。ブザンソン天文台のクロノメーター検定はケーシングした状態で行われるため、ムーブメント単体を対象にしたスイスの天文台における検定よりも基準が厳格なのだ。

クロノメーター検定に合格したシャトーヌーベル・クロノメーターは、ブザンソン天文台から認定証とともに返ってきた、そのままの状態で購入者の手元に届くことになる。

価格は88万円で、購入方法は公式ホームページ上で行われる抽選販売となっており、11月8日より応募受付を開始。応募締め切りは2024年11月25日の午前11時までに設定されているので、興味のある方は早めに確認しておくことをおすすめする。

“シャトーヌーベル・クロノメーター”抽選販売 スケジュール
●応募開始:2024年11月 8日 午前11時
●応募締切:2024年11月25日 午前11時
●当選発表:2024年11月27日 午後3時

 

【問い合わせ先】
東京時計精密
https://takanowatch.jp/

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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