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【オメガが日本でも作られていた!?】手首の細い日本人向けにリサイズした日本製ケースをもつシーマスター|編集部注目のアンティーク時計

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


オメガ
シーマスター デラックス

1948年、オメガは自動巻きの防水腕時計の“シーマスター”を発表した。
今日、シーマスターといえば本格的なダイバーズウオッチを思い浮かべる人も多いかと思うが、当初のシーマスターはクラシカルな趣で、ドレスウオッチのような雰囲気であった。
とは言え、“防水”をうたっていたモデルだけに、当時としては高い30mの防水性能を有していた。

センターセコンド仕様に加えスモールセコンド仕様、クロノメーター仕様、カレンダー表示付き、さらには手巻き仕様など多くのバリエーションが展開されたことからも、人気を博したモデルだったことがわかる。

【商品詳細】18KYG(32.2mm径)。自動巻き(Cal.471)。1955年頃製。39万8000円。取り扱い店/ホワイトキングス

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今回紹介するのは、そんなシーマスターの最上位ラインとして展開されたゴールドケース仕様の“デラックス”だ。

特筆は、日本で外装を製造した通称“ジャパンケース”を採用していること。
オメガから内部部品を輸入し、日本で貴金属外装を製造、最終組み上げを行うという独自のツールをもった1本である。当時、他の時計メーカーでもこうしたモデルは存在したが、オメガではかなり珍しい。
また手首の細い日本人に合わせリサイズもされており、ラグを手首に沿わせるショートな設計で優れた装着感を実現している点も見逃せない。

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文◎LowBEAT編集部
画像◎WhiteKings(ホワイトキングス)

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