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独立時計師・浅岡肇氏による“クロノトウキョウ”新作【10月10日まで先行予約実施】初のパワーリザーブインジケーター採用モデル

独立時計師アカデミー(AHCI)会員である浅岡肇氏が立ち上げたブランドのひとつ“KURONO TOKYO”は、ブランド初のパワーリザーブインジケーター採用モデル“リザーブ・ド・マルシェ‘SENSU N.O.S.’”を発表した。10月10日午後10時からのオンライン一般販売に先駆け、クロノトウキョウ青山サロンにて実機プレビューと国内在住者向けの先行予約受付を実施している。

【画像】白(Kurono)、青(クロノ)の2モデル展開、デザインを見比べる

元々、パワーリザーブインジケーターに特別な関心がなかったという浅岡氏だが、製作過程を通じてその魅力に目覚めることとなったという。本作の見どころはいくつもあるが、やはり目を引くのは研究と開発に3年半の時間がかかったという文字盤だ。通常は平面に刻まれるギョーシェだが、クロノトウキョウの伝統を受け継いで外周に曲面を備えたボンベ文字盤上に仕上げられているのだ。浅岡氏のコメントを参照していただきたい。

「中央のピラミッド状のパターンが文字盤外側にいくに連れて緩やかに傾斜していますが、そのための原型を作ることが、まず非常に難しいものでした。文字盤のブランクは通常よりもずっと厚く作られており、パワーリザーブや24時間表示の深い窪みの部分まで一体で成形されています。そこを如何にシャープに作るかも、技術的なハードルが非常に高いものでした。結果的に陰影が強く、エレガントな文字盤が出来上がったと思います」

文字盤の写真を見てもらえればわかるが、ギョーシェパターンの緩やかな傾斜、高低差のあるインダイヤルが陰影を生み出し、文字盤に美しい立体感をもたらしている。

ムーヴメントは、国産デッドストックムーヴメントをモディファイした自動巻きの“Cal.9134PWT”を搭載。数量限定の製造に加え、ひとり一本限りの販売となる。

なお、価格は32万7800円で、公式ホームページでの一般販売は10月10日22時に開始。一般販売開始前には、Kurono Tokyo 青山サロンにて国内在住者限定の先行予約も実施されているので、確実に購入したい方は足を運んでみよう。

【青山サロン先行予約】
■期間:2024年10月1日〜10月10日 ※日曜・祝日定休
■時間:10時~19時
■場所:Kurono Tokyo 青山サロン
■所在地:東京都港区北青山2丁目10−22
※日本在住者限定で店頭でのみ受付・数量限定

【一般販売】
■場所:Kurono Tokyo 公式ホームページ(https://kuronotokyo.com/)
■受付日:2024年10月10日22時~
※事前に上記ホームページでのアカウント登録が必要

 

【問い合わせ先】
KURONO BUNKYO TOKYO
https://kuronotokyo.com/

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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