スイス・ジュネーブに本拠を置く高級時計ブランド“レイモンド・ウェイル”は、ジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ（GPHG）2023の“チャレンジウォッチ部門”を受賞した“ミレジム”の小径モデル（直径35mm）を発売した。
1930年代のアール・デコ様式が流行した時期に製造されたセクターダイアルは、時・分・秒の目盛りが異なるトラックに表示されていた。このデザインをモダンにアレンジし、シャープなフォルムの針と、表面の高さや仕上げに変化をつけ、立体感を強調している。
文字盤は中央からアワートラックに向けて高さが増し、外側のミニッツトラックは外に向かって傾斜しており、アワートラックが浮かび上がる3D仕様になっている。各部分に異なる仕上げを採用し、中央部は縦筋、アワートラックは滑らかな質感に、さらにミニッツトラックは同心円状の模様を施した。
■Ref.2125-ST-65001。30万8000円
小径ケースが主流だった1930年代のモデルを思わせる直径35mmのケースを採用し、クラシックでジェンダーレスな印象を与える。5気圧防水と厚さ9.18mmの薄型デザインで、日常での快適な着用を実現。ケースの仕上げには、ヘアラインとポリッシュのコントラストを取り入れて立体感を強調している。
また、風防はヴィンテージのプラスチック製風防を再現し、円柱状の箱を被せたようなデザインのサファイアクリスタルで硬度と美しさを両立。さらに、長く伸びたヴィンテージ感のあるラグが装着感を向上させている。
ベルトはカーフレザーとステンレススティールの2種類。カーフレザーは柔らかくヴィンテージ調で、剣先にはW字型ステッチを施し、クラシカルな印象を強めるピンバックル仕様。ステンレススティール製ブレスレットは5連仕様で、バックルにレイモンド ウェイルのモノグラムを刻印している。
ムーヴメントには、セリタ社製の自動巻きムーヴメント“Cal.SW200”を基にした“Cal.RW4200”を搭載。トランスパレントケースバックから、W字型ローターの動きを鑑賞できる。
文字盤カラーはシルバー、デニムブルー、バーガンディーの3色がラインナップ。販売価格は文字盤カラーとベルト素材によって異なり、28万6000～36万3000円となっている。
【画像】クラシカルなデザインに、目を引くデニムブルーなど全3色の文字盤
【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
Tel.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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