スイスの高級時計ブランド“BIANCHET（ビアンシェ）”は、最新作を2モデル発表。“フライングトゥールビヨン B1.618”を装備し、10気圧防水と5000Gへの耐衝撃性を兼ね備える。
ビアンシェは2017年に創立された、新鋭の腕時計ブランド。2021年に初めて発表した“トゥールビヨン B1.618”では、自社製のフライングトォールビヨンムーヴメントを開発するという挑戦を果たした。ブリッジとトゥールビヨンケージがすべてチタンで製作されており、1日に-4～+4秒の精度で回転する。90時間という長時間のパワーリザーブを装備することも特徴のひとつ。また、デザインは黄金比“1.618”を取り入れていることも大きな特徴。1.618は古代の芸術や建築においても美の象徴とされてきた比率であり、ビアンシェではこの黄金比を時計デザインに応用した。
芸術や建築にも応用されてきた黄金比“1.618”を取り入れたデザインが特徴
最新作“フライング トゥールビヨン スポーツ GMT B1.618”は、アクティブなジェットセッター向けに設計。地球の回転を表す地球儀を文字盤の中央上部に配した。地球儀は中央の時針とともに回転し、ローカルタイムとリファレンスタイムを同時に表示する。販売価格は1540万円。
象徴的な地球儀を配したGMT機能付き“フライングトゥールビヨン スポーツ GMT B 1.618”
また、“フライング トゥールビヨン グランドデイト B1.618”は、トゥールビヨンとグランドデイトの二つの複雑機構を備える。黄金比に基づいたブリッジの配置がより一層、美しさを引き立てている。本モデルは“Temporis International Awards”で“Best Start-Up Watch"を受賞した。販売価格は1336万5000円。
クラシックなデザインと現代的な要素を融合させたトノーケース
いずれのモデルも炭素繊維にチタン粉末を浸透させた専用のコンポジット素材“Titanium-Dust-High-Density-Carbon”を仕様。厚さわずか0.03mのあいだに約500層もの炭素繊維を圧縮し、各層の間にチタン粉末が浸透していることにより微妙な反射をもたらすほか、高耐久性と軽量性に優れている。
【問い合わせ先】
BIANCHET Japan
contact@bianchet.jp
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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