汗ばむ季節にも、ブレスではなくベルトを楽しみたい。そんな時計ユーザーも少なくないだろう。季節に応じてベルトの種類を変えながらお気に入りの時計を楽しむためには、素材の選択が非常に大切だ。そこで本記事では、夏におすすめのベルト素材を二つピックアップ。2回に分けてその魅力をお伝えしていく。
第2回は上質な天然素材、帆布(はんぷ)ベルトだ。
【画像】涼しげなルックスも魅力!帆布ベルトのディテールを見る
涼しげなルックスに加え、比較的愛用者が少ないため、周りとちがう雰囲気を演出できる帆布(はんぷ)ベルト。時計ベルト素材としてはあまり多くは製造されていないため、特徴がよくわからない方も少なくないだろう。
そこでここからは、確かな個性を演出できて夏にもおすすめの帆布ベルトのおすすめポイントを三つ紹介していく。
<おすすめポイント1>
航海の歴史に裏付けられた高い耐久性をもつ
糸を複数合わせる平織りという織り方で作られており、丈夫で長持ちする。昔から船の帆に使われており、布でありながらも比較的水に強いのもポイントだ。
<おすすめポイント2>
ファブリック系のなかでも通気性に優れる
糸の間に空気を通す隙間があり、通気性に優れており厚地でも蒸れにくい。ナイロンなどの化学繊維とちがい、天然繊維ならではの質感にも注目だ。
<おすすめポイント3>
経年変化が早く、味わいが変わる様子を楽しめる
レザーなどに比べて素材の経年変化が早く、使い続けることで生地が徐々に柔らかくなる。そのぶん手入れも必要になるが、風合いや色合いの変化を楽しめるのは大きな魅力だと言えるだろう。
あえて注意点を述べるなら、ほかの素材に比べて伸縮性がないことが挙げられる。特にベルト表面はゴワゴワした手触りのものも多いため、使い始めは特に硬さが気になる人もいるだろう。
ひと味ちがうおしゃれアイテムとしてもおすすめの帆布ベルト。長所と短所、特徴をよく知ったうえで、この夏の時計ライフのお供にしてみてはいかがだろうか。
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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