フィンランドの精密機器メーカー・Suunto(スント)が、水中でのダイビングや地上でのスポーツなど、様々なアクティビティに対応するダイブコンピュータ“SUUNTO OCEAN(スント オーシャン)”を発売。公式オンラインストアやダイビングスクールなどで販売している。
スントは、フィンランド・ヘルシンキで創業し、スポーツウオッチやダイブコンピューターを製造している。高い耐久性をもち、北欧らしい普遍的な美しいデザインの製品を展開する。
“スント オーシャン”は、スントのブランドコンセプトのひとつである、“最も高い山から、最も深い海まで”をひとつのデバイスで対応できる機能を搭載した。ディスプレイは1.43インチの大きさで、視認性の高い鮮やかな表示が特徴。
また、風防には耐久性に優れたサファイアクリスタルを使用している。スキューバダイビングやテクニカルダイビング用のダイブモードのほか、フリーダイブやシュノーケリングのニーズに合わせたダイブモードも搭載している。
“Tank POD”とペアリングすれば、タンク圧やガス消費量、ガス残量を手首でモニタリングできる。また、カスタマイズ可能な音声やバイブレーションアラームなども搭載。今回、新機能としてリリースされたのは”ルート追跡”機能。ダイビング後にスントアプリで水中ルートを確認できる。ベータ版として提供を開始し、今後も開発が続けられる予定。
ダイビング以外では、スポーツモードを使用することで、トレイルランニングやサイクリング、水泳、ヨガなどのスポーツに合わせたデータ計測ができる。対応するスポーツは95種類以上。
スポーツ以外にも、日常生活では歩数、カロリー、心拍数、睡眠などのモニターもできる。無料で利用できるアウトドアオフラインマップが搭載されており、正確な位置追跡が可能。また、暴風雨アラームを設定できる気圧計などアウトドア向けの機能も豊富。
1回の充電で最大60時間のダイビング、200時間の屋外GPS連続トラッキングを実現。デイリーモードでは最長26日間使用できる。
そして、もうひとつ特筆すべき点は、スント オーシャンが100%再生可能エネルギーで製造されているということ。スントの掲げるサステイナビリティと透明性へのコミットメントを守り、再生可能エネルギーを使用するだけでなく、持続可能性への取り組みとして、マングローブ林の植林もおこなっている。
カラーはオールブラックとスティールブラック、サンドの3色展開。いずれも価格は13万8900円。
【問い合わせ先】
詳細はスント公式サイトを参照
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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