今年の元日に実施された定価改定。それについて当連載232回で「3度目の定価改定を元日に実施。どうなる2024年ロレックス市場」と題した記事(関連記事参照)を書いた。それからちょうど半年。6月1日に2度目の定価改定が行われた。
2023年は元日と9月1日の2回。そして今年も今回含めて2回。まあこの為替だと致し方のないことなのかもと思いきや、今回はちょっと事情が違うようだ。
全コレクションを見たわけではないが、人気のスポーツモデルを見る限りでは、一番気になるステンレススチールモデルの定価には変更が無い。改定されているのはゴールドとステンレスのコンビタイプ、あるいはフルゴールドタイプが対象のようなのだ。
つまり、世界的に異常な高騰となっている金価格を受けての定価改定ということなのかもしれない。
ちなみに、今年フルゴールドモデルとして登場し注目をあびたディープシーは、巨大な金ケースが使われているということもあって、いきなりの30万円弱の値上げとなった。
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