スイスの高級時計ブランド“ブレゲ”は、ブランドの伝統的な特質を継承しながら現代的な装いをまとった“マリーン”コレクションに、ダイヤモンドをあしらった新作モデルを追加した。
【画像】ホワイトゴールドとローズゴールド、素材違いで合計4モデルを見る
新作“マリーン クロノグラフ 5529”は、ブレゲにとって重要なデザインコードを数多く取り入れた新作クロノグラフだ。外装の素材はホワイトゴールドとローズゴールドの2種類がラインナップされ、それぞれの素材でラバーベルト仕様とレザーベルト仕様を展開。程よく存在感を主張する42.3mm径のケースに、手作業で施されたギョーシェ彫りの波のモチーフが広がるディープブルーの文字盤が特徴で、アワーサークルを囲むように配置された8個のバゲットカットダイヤモンドが、深淵なブルーの文字盤を照らすデザインとなっている。
30分計、12時間計、60秒計の三つのカウンターは、それぞれ3時、6時、9時位置に配置され、デイト表示は4時30分位置にレイアウト。ベゼルにはバゲットカットダイヤモンド90個があしらわれ、ローマ数字と針に施された夜光塗料とともに、文字盤の輝きを一層引き立てている。
搭載されている自動巻ムーヴメント“582 QA”は、インバーテッド・レバー脱進機を搭載し高精度を保証。脱進機には、シリコン素材のひげゼンマイとホーンを備えている。舵の形を象ったゴールド製のローターには、ブラックDLCコーティングを実施。346 個のパーツが織りなす精緻な動きは、サファイア・ケースバックから眺めることができる。
ベルトはマリンブルーのレザー製がラバー製から選択可能で、いずれを選んでも価格は1960万2000円となっている。
ブレゲを象徴するコレクションの新作“マリーン レディ 9518”は、海を思わせるブルー文字盤と岩に砕ける波を連想させるシルバー文字盤の2モデルを展開。両モデルとも、文字盤には8個のダイヤモンドが散りばめられてうえ、ベゼルにも50個のダイヤモンドが輝く煌びやかな仕様だ。
ファセットをあしらったゴールド製の時分針は、アップルハンドとも呼ばれる独自の“ブレゲ針”が用いられ、夜光塗料を施して視認性も確保。先端が“B”の姿をした秒針は、海上信号旗に着想を得たデザインで、“Bravo”を意味しているという。
33.8mm径のケースは、ケースサイドにブレゲの特徴である細かい溝彫り装飾のコインエッジがあしらわれ、マリーン コレクションの特徴である波型のリュウズプロテクターもしっかり備えられている。
心臓部には、最大38時間のパワーリザーブを備える自動巻き巻ムーヴメント“591A”を搭載。優れた耐衝撃性を追求し設計されたブレゲ自社製自社製キャリバーは、高精度を保証するため、シリコン素材のひらひげゼンマイとインライン・スイス・レバー脱進機を使用。細部にまで施された精緻な装飾は、サファイア・ケースバックから眺めることが可能だ。価格はどちらのカラーも409万2000円。
【問い合わせ先】
ブレゲ ブティック伊勢丹新宿店
TEL.03-3352-1111
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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