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【日本伝統の黒漆や菊つなぎ紋】セイコーの復刻版や限定モデルが美しくて新しい

セイコーは、1974年に誕生したドレスウオッチブランド“クレドール”の50周年を記念し、ブランドの代表作“叡智Ⅱ”の限定モデルを発表。世界限定30本を6月8日に発売する。


【画像】江戸時代から伝わる瑠璃金彩を駆使した限定モデル。瑠璃色の文字盤を見る

クレドールが、長きにわたって培ってきた高度な技能と先進技術、日本人の感性に訴える繊細な美しさの融合として誕生した“叡智”。そこからさらに繊細さを究め、2014年に誕生した“叡智Ⅱ”をベースにした、ブランド50周年記念モデルは、江戸時代に献上品や輸出品として盛んにつくられていた“瑠璃金彩”を応用した技法が駆使されている。

独自に調合した釉薬によって深みが生まれた瑠璃色の文字盤に配された、ブランドを象徴するクレストマークと“CREDOR”ロゴ、インデックスには、新たな技法による金彩が施された。金彩部分は立体的に美しく見えるよう、熟練の技を習得した職人が一つひとつ盛り上がるように下地を描き、焼成後にその精緻な下地を金で覆うことで、叡智Ⅱにふさわしい輝きと視認性を両立している。

瑠璃金彩と調和するという理由から、ケースには叡智Ⅱで初となる18Kイエローゴールドを採用。見る角度や周りの明るさによって色彩の見え方が多彩に変化する磁器の特性に、煌びやかな金色が加わることでラインアップの中でもより華やかなモデルに仕上がっている。

搭載されているキャリバー“7R14”は、手作業によって鏡のような曲面形状に仕上げられており、どの角度から見ても美しい輝きが与えられた。さらに、香箱には工房のある長野県塩尻市の花“桔梗”をデザイン。鮮やかな青をまとうパワーリザーブ表示の針やねじとともに、シースルーバック仕様の裏ブタからその姿を楽しむことができる。

さらに、トルクの大きいスプリングドライブの特性を最大限に生かした独創的な機構“トルクリターンシステム”により、限られたエネルギーを有効に使い時計の持続時間を延長。トルクが大きいフル巻き上げの状態から約35時間の間は、動力ぜんまいのエネルギーを活用してぜんまい自らを巻き上げることで、約60時間のパワーリザーブが実現している。

ベルトはクロコダイルレザー製で、中留は18Kイエローゴールド製の三つ折れ方式。価格は660万円。

 

【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室(クレドール)
TEL.0120-302-617

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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