セーリングの競技会“アメリカズカップ”を目指す“ルナ・ロッサ プラダ ピレリ セーリング チーム”のパートナーであるパネライは、複雑時計製造の専門知識を表現した“サブマーシブル トゥールビヨン GMT ルナ・ロッサ エクスペリエンス エディション”を発表。アメリカズカップ決勝に向け、2024年7月に世界限定20本を発売する予定だ。
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45mm径のサブマーシブルで初めてのトゥールビヨン搭載モデルであり、カーボンファイバーをベースとした複合素材カーボテックの未来的な魅力と複雑なトゥールビヨンを融合させた初号機にもなった本作。これまでのサブマーシブル トゥールビヨンからサイズダウンした45mmケースに採用されたカーボテックは、チタンやセラミックよりも軽く、耐腐食性にも優れ、人間工学的な快適性も可能とするハイテク素材だ。
また、マットブラックの筋目模様がカッティングに応じて変化するので、時計ごとに指紋のような個性が付与されるのも特徴のひとつとなる。
存在感を損なうことなく装着性を高めたケースの中には、3年間の開発期間を経て完成したという手巻きムーヴ絵メント“P.2015/T”を搭載。トゥールビヨンは、バランスホイールに対して垂直に回転することで時計の精度に対する重力の影響を軽減するとともに、芸館でも傑出した存在感を放つ。
メカニズムは厳格なテスト段階を経て、4日間のパワーリザーブとパネライの厳しい品質基準とクロノメトリーをクリア。GMT機能と昼夜表示、最大30気圧の防水性能と高い機能性を誇る。
ルナ・ロッサからインスピレーションを得たというデザイン面では、ルナ・ロッサの帆に似た形状のGMT針や、そのカラーパレットを引き立てるアワーマーカー、ベルトなどに要素が見てとれる。ブラックDLCコーティングで仕上げられたチタン製ベゼルには、ホワイトのインデックスが施された。針の赤と白がアクセントになっているスケルトンディスプレイからは、ムーヴメントの構造を見ることもできる。
時、分、ベゼルにはブルーとグリーンに光るスーパールミノバが塗布され、パネライが発光の分野と深いつながりがあることを美しく主張。潜水時や、照明条件が悪い場合でも読みとり易くしている。
ベルトは、ルナ・ロッサとのパートナーシップを表し、弾力性のあるラバーとテキスタイルの美しさを組み合わせたバイマテリアルベルトと、モノクロームブラックのラバーベルトの2本が付属。どちらもカーボテック™ ケースとスケルトンムーヴメントを引き立てる洗練されたルックスだ。価格は2841万3000円が予定されている。
【問い合わせ先】
オフィチーネ パネライ
TEL.0120-18-7110
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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