スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール“オーデマ ピゲ”は、米国のシンガーでありギタリスト、そしてウオッチコレクターでもある "ジョン・メイヤー" とコラボレーションした限定モデルを発表。世界限定200本を4月に発売する予定だ。
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才能あるアーティストたちとの対話、創造的なビジョンの中で、技術性とデザインを融合させた腕時計を生み出してきたオーデマ ピゲが、グラミー賞を7度受賞したアーティストであり、審美眼をもつウオッチコレクターとしても名が通ったジョン・メイヤーとコラボレーションした限定モデルが登場した。
ジョン・メイヤーがオーデマ ピゲチームと共にデザインしたのは、絵画的のように美しい"クリスタルスカイ"と呼ばれる文字盤。水晶に似た不規則な形状でできたエンボス加工のモチーフが、真鍮の文字盤に煌めきを与え、無限の広がりを感じさせる深みを与えている。深みのあるブルーカラーのサブダイヤルは、9時位置に曜日、12時位置に月と閏年表示、3時位置にデイトを配置。それぞれホワイトの差し色が各所に用いられ、視覚的なコントラストが生み出されている。
文字盤全体のデザインをまとめているのは、レーザーで精密加工された6時位置のムーンフェイズ。“Swiss Made”の表記は6時位置の文字盤の外周ではなく、ムーンフェイズサブダイヤル内の下部にホワイトで印刷されており、仔細に見ないと気づかないディティールにもこだわりを感じさせる。同様に、パーペチュアルカレンダーの表示も、ジョン・メイヤーによりわずかに修正され、一部フォントの大きさとカラーが変更されている。ブルー文字盤によく映える18Kホワイトゴールドのアワーマーカーと針には蓄光処理も施されており、暗い場所での視認性も良好だ。
洗練された文字盤のフレームには、コレクターたちが好む18Kホワイトゴールドを採用。ケースとベルトは、どちらもマニュファクチュール独特のサテン仕上げとポリッシュ面取りの組み合わせで丁寧に仕上げられており、ロイヤルオークの多層構造から生まれる光の煌めきを引き立てている。また、サファイアケースバックのフレームには"Royal Oak Quantieme Perpetuel"、"Limited Edition of 200 Pieces"の文字が刻印された。
搭載する自動巻きパーペチュアルカレンダー ムーブメントはキャリバー“5134”。2015年に導入され、クラシックな複雑機構に新たな光をあてることになった“5134”は、自動的に月の大小を考慮し閏年にも正しいデイトを表示。パワーリザーブは約40時間で、時計を適切に巻き上げていれば、2100年まで日付修正も不要だ。
なお、オーデマ ピゲ の多くのパーペチュアルカレンダーウオッチを動かしてきた歴史的キャリバー“5134”が搭載されるのは、本作の200本が最後となる。価格は“要問い合わせ“となっている。
【問い合わせ先】
オーデマ ピゲ ジャパン
TEL.03-6830-0000
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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