1892年にアメリカ ペンシルバニア州で創業し、130年以上の歴史を誇るハミルトンは、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン 砂の惑星 PART2』のための“リストデバイス”を発表。そこからインスパイアされた二つの数量限定ウオッチを2024年2月22日に発売する。
人気ＳＦ映画の続編『デューン 砂の惑星 ＰＡＲＴ２』（３月15日公開）の劇中で登場するリストデバイスをモチーフにした、“ベンチュラ”の限定モデル。
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ハミルトンと映画界における密接な繋がりは時計好きにはよく知られるところだ。1932年以来、500作を超える大作映画で同ブランドの時計が採用されており、実は直近でも人気ＳＦ映画の続編『デューン 砂の惑星 ＰＡＲＴ２』（３月15日公開）で、ハミルトンが特別に製作したリストデバイスが採用されている。今作はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督本人から“オリジナルのリストデバイス”制作のリクエストを受けて作られており、伝統的な腕時計の枠を超えた特別なデバイスとして製作された。
映画『デューン 砂の惑星 PART2』内で砂漠の民フレメンが着けている頑丈で特徴的なモデルは、ハミルトンと映画の小道具係“ダグ・ハーロッカー”の芸術的手腕が完璧に体現され、その最終デザインを監督にも絶賛された“砂漠デバイス”。ハミルトンは、映画の設定の中でデバイスがどのような機能を持つのかについては知らされないままに、原作のストーリーとヴィルヌーヴのこの映画に対するビジョンを手がかりとして、このデバイスを創りあげたという。
2月22日に発売されるのは、その“砂漠デバイス”をベンチマークに作られた“ベンチュラ”ベースの2モデルで、どちらのモデルもフレメン独特の青い目を思い起こさせる光るブルーのダイヤルデザインが特徴だ。
“ベンチュラ XXL ブライト DUNE スペシャルエディション”は、52x46.6mmケースに収められたブラック文字盤が作動時にブルーにライトアップ。さらに、プッシュボタンを押すと“砂漠デバイス”を模してデザインされた鮮やかなブルーのラインが現れるギミックが装備されている。時間は“フィルム・ノワール”加工が施された真鍮製の針で読み取るスタイルで、価格は26万9500円。限定数は世界で3000本だ。
まったく新しいモデル“ベンチュラ エッジ”のデビュー作ともなっる“ベンチュラ エッジ DUNE リミテッドエディション”は、マットブラックPVD加工の角張ったケースにブルーのデジタルディスプレイの組み合わせ。より映画内の“砂漠デバイス”に近い未来的なリストウオッチに仕上げられた。こちらの価格は37万9500円で、限定数は世界で2000本。シリアルナンバーも入れられ、より希少なモデルとなっている。
なお、両モデルとも今作品からインスパイアされたスペシャルパッケージが付属。映画や原作のファン、コレクター垂涎のアイテムとなりそうだ。この独創的な意匠がどういった機能をもつものなのか、ぜひ映画を観て確かめてほしい。
【問い合わせ先】
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン
TEL.03-6254-7371
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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