1830年創業の歴史あるウォッチメゾン“ボーム&メルシエ”は、デビューから50年目を迎える“リビエラ”コレクションより、ニューモデル“リビエラ タイドグラフ 10761”を発表。2024年2月に発売する。
1973年にフラットなリンクを備えた一体型メタルベルトを組み合わせ、12角形のベゼルを備えた前代未聞のケースでデビューした“リビエラ”は、当時の時計製造の慣習を覆して賞讃をうけたボーム&メルシエを象徴するモデルだ。その後25年ものあいだメゾンのフラッグシップモデルと位置づけられ、50年たった現在でも創造性あふれるモデルを送り出しているのだ。
その2024年のニューモデルは、航海の精神が表現されたという“リビエラ ボーマティック タイドグラフ”。コレクションのアイコンであるステンレススチール製12角形ケースとステンレススチール製ベゼルは、ポリッシュとサンレイ・サテン仕上げが施された美しい仕上がりだ。さらに、12角形のサファイアクリスタルケースバックは、エングレービングによりパーソナライズすることもできる。
ローマ数字とロジウム加工のインデックスが配された文字盤には、6時位置に潮の満ち引きを表示する“タイドグラフ”を搭載。海をイメージした文字盤のブルーと針やインデックスに塗布されたホワイトのスーパールミノバが美しいコントラストを描くとともに、船の操縦に必要な情報や正確な測定を提供してくれる。
搭載する自社製自動巻きムーヴメント“ボーマティック”は、コート・ド・ジュネーブ装飾とスネイル装飾でオープンワークになったローターやボーム&メルシエ独自のエングレービングなど、高級時計ならではの仕上げを実施。また、公式サイトで必要な情報を登録すると、高い精度、120時間のパワーリザーブ、日常における耐磁性への保証期間が8年へと延長される。
ベルトは、キャンバス型押しの一体型ラバー製で、セーフティプッシュボタンと長さ微調整機能が付いたステンレススチール製トリプル・フォールディング・バックルを備える。また、インターチェンジャブルシステムにより、ツールを使わなくても簡単にベルト交換が可能だ。
リビエラ50周年を迎えるメモリアルイヤーで、最初に発表されたモデルとなった本作。生産本数は世界限定500本で、裏ブタには“Special Edition One Out of 500”の文字が刻印される。価格は78万5000円。
【問い合わせ先】
ボーム&メルシエ
TEL.0120-98-8000
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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