スイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーがアイコニックモデル“DATO”から着想を得たカレラ クロノグラフと、広く支持されているトゥールビヨンムーヴメント搭載モデルを発表した。この二つのタイムピースは、2023年モデル採用のアイコニックな“グラスボックス”デザインを魅惑的なティールグリーンカラーでまとめ、ブランドの華やかな歴史への敬意と、輝かしい未来を受け入れる姿勢を表現している。
カレラ クロノグラフ
DATO独特のヴィンテージ感のある外観を保ちながら、人間工学に基づいて改善したケース、優美なカーブを描くフランジ、サーキュラーサテン仕上げの文字盤など、注目すべき技術的改良を施した新しいカレラ クロノグラフ。今作はステンレススチール製で、インデックスと針にロジウムコーティングを施し、3時位置には青みを帯びたティールグリーンのサブダイアルを配している。ドーム型にカーブしたサファイアガラスを使用した“グラスボックス”製の風防は、1970年代のカレラに見られる、同様のドーム型ヘサライトクリスタルガラスのデザインに敬意を表するものだ。新モデルではフランジに向かって滑らかなカーブを描くように、新たに設計、文字盤の縁に沿ってケースに溶け込む形状となっている。この画期的な新デザインにより、フロントガラス越しに文字盤の視認性を高めた。
シースルーバックの裏ブタからは、TH20-07と表示したタグ・ホイヤー自社製ムーヴメント“ホイヤー02”を鑑賞できる。このムーヴメントは約80時間のパワーリザーブを誇り、さらに両方向自動巻き機構などの精巧な機能が、傑出したタイムピースの魅力を高めている。また、タグ・ホイヤーの代名詞ともいえるシールドを象ったローターも搭載。また、耐久性と信頼性に対するブランドの真摯な姿勢の証である5年間の延長保証付きだ。
カレラ トゥールビヨン クロノグラフ
また、6時位置に複雑機構・トゥールビヨンを搭載したモデルも登場。トゥールビヨンケージがガラスフレームに収まった文字盤は、クラフツマンシップによる精緻の極みと言える。200年以上前に初めて完成したトゥールビヨンは、脱進機を囲んで連続回転するケージであり、機械式ムーヴメントの精度に重力が及ぼす影響を打ち消す設計だ。現在もその複雑な形状をマスターしているマニファクチュールは少なく、タグ・ホイヤーはこの偉業を成し遂げたブランドの一角を占めている。
風防にはこの時計を象徴するグラスボックスを採用。カーブしたサファイアガラス越しにあらゆる角度からトゥールビヨンの全貌を眺めることができる。ティールグリーンのフランジ、ロジウムメッキ仕上げのインデックス、グリーンリングで囲まれて深い青みを帯びたサブダイアル、すべてが視認性と優美さをさらに高めている。
デザインへのこだわりは、高級感あふれるブラックアリゲーターレザーのベルトとステンレススチール製バックル、ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススチール製のバックルにも及ぶ。バックルにはタグ・ホイヤーを象徴するシールドロゴをあしらった、ダブルセーフティプッシュボタンが付いている。
【問い合わせ先】
LVMHウォッチ・ジュエリー・ジャパン タグ・ホイヤー
TEL.03-5635-7054
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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