PR:Glashütte Original
ドイツの高級時計ブランド“グラスヒュッテ・オリジナル”。
同社の強みのひとつとして、他社にはない文字盤の完成度が挙げられる。
多彩なカラー展開に加え、様々な仕上げによって豊かな表情を生み出している同社だが、そのなかでもシックスティーズコレクションのアニュアルエディションに使われている文字盤デザインはユニークだ。 具体的な技法としては、外周に向けて色が濃くなっていくグラデーションが採用されているのだが、文字盤表面にはエンボス加工が施されている。これは熟練の職人が複数の色を何層も重ねることによって生み出されており、このモデルではグレーとブラックをうまく重ねることで、モノトーンでありながら豊かな表情を生み出しているのだ。ちなみに過去のアニュアルエディションではビビッドだが深みのあるグリーンやオレンジを採用するなど、かなり個性が強くて独特な風合いの色味を採用したこともある。
シックスティーズ・クロノグラフ・ アニュアルエディション
1960年代のライフスタイルを称える“シックスティーズ”の2023年限定生産モデル。繊細なエンボス加工を施した特徴的な文字盤は過去にも展開されているが、本作ではストーングレーを採用。これにレッドゴールドカラーの針とインデックスを組み合わせてシックな雰囲気が演出されている。
■Ref.1-39-34-06-22-04。SS(42mm径)。3気圧防水。自動巻き(Cal.39-34)。2023年のみ限定生産。122万1000円
エンボス加工は文字盤のプレス成形で生み出しているのだが、これには1960年代にフォルツハイムの文字盤サプライヤー、T.H.ミュラー社が使っていた60トンもの圧力を掛けられるプレス機を再起用している。同社は現在、スウォッチグループに属しており、製造技術ともにグラスヒュッテ・オリジナルに受け継がれているのだ。
文字盤製造についても伝統的な技法を継承している点は、このブランドらしいエピソードだが、この文字盤に魅せられているドイツ時計ファンは少なくない。
本作で採用されるユニークな文字盤は次の工程で製作される。まず文字盤(ブランク)の型抜きをした後、当時の工具(プレス機)や技法を用いて表面に繊細なエンボス加工を施す。加工後、ブランクをドーム型に成形し、熟練の職人によってグラデーション塗装が施されるという流れだ。一見カジュアルな色使いだが、製造過程に時間と手間をかけた同社の文字盤は、高級時計らしい趣もしっかりと残している |
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【問い合わせ先】
グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座
TEL.03-6254-7266
公式サイト
https://www.glashuette-original.com/ja/
構成◎堀内大輔(編集部)/文◎巽 英俊
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