PR:WALDHOFF
パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターなどと並び、時計好き憧れの機構として知られているトゥールビヨン。時計師アブラアム=ルイ・ブレゲが200年以上前に発明した複雑機構であり、脱進機と調速機をキャリッジの中にまとめて回転させ、姿勢差を平均化する独自の機構が特徴だ。
従来、トゥールビヨンといえば高額なモデルとなるのが当たり前だったのだが、近年はトゥールビヨンの製造に長けたサプライヤーの登場によって、手の届く価格帯でトゥールビョンを展開するブランドが数を増やしている。
ドイツのフォルツハイムを拠点にする“ヴァルドホフ”も、手頃な価格でトゥールビヨンを展開するブランドのひとつ。トゥールビヨン自体は、専業メーカーであるPTS社の機械を採用しているのだが、同社はフォルツハイムにある工房で時計のデザインと組み立てを実施している。ドイツで品質管理を行うことによって、手の届く価格で満足度の高いトゥールビヨンを展開しているのだ。
今回は、ヴァルドホフのコレクションから、代表作と言える二つのモデルをクローズアップし、その魅力を紹介していこう。
WALDHOFF(ヴァルドホフ)
クオンタム
17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで流行したバロック様式からインスピレーションを得た人気モデル、ザ・インペリアルの後継モデル。トゥールビヨンとスケルトン文字盤という二つの要素を継承しつつ、バロック様式のスタイルからモダンなフレームスケルトンに進化したデザインが特徴だ。
》スケルトン文字盤について
油圧整形された二層のフレームデザイン(一応研磨、角に傾斜)を採用。模様を透かして見える機械式ムーヴメント、6時位置に配されたトゥールビヨンなど、機械式時計ならではの造形がメカニカルな美観を生み出している。
WALDHOFF(ヴァルドホフ)
コンチネンタルS
古代インドで発明され、シリアのダマスカスで製造技術が発展したダマスカス鋼からインスパイアされた鍛造鋼、ダマスカススチールを文字盤に採用。10角形のベゼルと8角形のミドルケースを組み合わせたケースとダマスカススチール文字盤が重厚な雰囲気を醸し出す。10角形のベゼルと8角形のミドルケースを組み合わせたケースも印象的だ。異なる素材、異なるフォルムで成型されたパーツを組み合わせることで、立体的で重厚な質感を際立たせている。
》ダマスカススチール文字盤について
古代のダマスカス鋼自体は現在は製法が絶えている幻の金属のため、異種の金属を重ね合わせて人工的に模様作っており、積層させた金属層が美しい波状の縞模様を見せる。搭載する機能を時刻表示とトゥールビヨンに絞り込むことで、機械式時計らしいメカニカルな意匠とダマスカススチールの質感をバランスよくクローズアップしているのも魅力と言えるだろう。
》クラウドファンディングサイト“machi-ya(マチヤ)”で予約発売を実施中
なお、クローズアップした二つのモデルは、ガジェット関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディングサービス“machi-ya(マチヤ)”で予約発売(1月6日〜2月29日まで)を実施している。最大37%OFFで手に入れることもできるため、特設サイトをチェックしてみよう。
【問い合わせ先】
カルペディエム
MAIL:info@carpediemjp.com(※問い合わせはメールにて対応)
文◎堀内大輔(編集部)
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