先日、新旧デイトナの実機を一緒に見る機会を得たため今回はそれについて簡単に紹介させていただく。
とは言ったもののあまり書くことがないぐらいに外装面についていえば、パッと見た印象だと違いをハッキリ実感できなかったというのが正直なところ。
ベゼルまわりに新たに設けられたメタル素材のフチも、広報写真で見ていたときよりも実寸で見るとやはり時計自体小さいこともあって(筆者の場合は老眼ということもあるが)ほとんど目立たない印象だった。そのため余計にそう感じたのである。
ただ、両者を見比べた印象としての違いを強いて挙げるとするならば、インダイアルの目盛り部分にある黒い帯だろうか。旧型のほうが太いため引き締まった印象で、デイトナの顔としては筆者的には旧型のほうが好きかもしれない。
ほかにも変更点は見受けられるが、新旧を並べて見ないとわからないレベルのため、新型かどうかはベゼルまわりに新たに付いたメタルのフチの有無を確認するしかない。それほど変わらない印象だった。
先週お届けしたロレックス相場の定点チェック(関連記事参照)でも書いたが、現在は新旧の実勢価格にそれほどの開きがなくなっている以上、どうせ買うなら新型となるのは致し方のないこと、実機を見てあらためてそう実感した次第。
今年もいよいよ本日までとなった。さて来年はどんなロレックス市場となるのやら。。。
それではみなさま良いお年をお迎えください!
【関連記事】
■12月だというのに、どうしたデイトナ!|実勢価格定点チェック|菊地吉正の【ロレックス通信 No.230】
■【いくらで売れるのか?】買い取り相場と売る際の留意点とは!|菊地吉正の【ロレックス通信 No.219】
■サブマリーナーの回転ベゼル。その逆回転防止機能は最初からではなかった!|菊地吉正の【ロレックス通信 No.206】
■福島第一原発の処理水で知られる「トリチウム」。90年代以前の腕時計はそれによって逆に価値が上がるってホント!?
■主要11モデルの週刊ロレックス相場(12月29日更新)