クロノグラフやダイバーズなど、腕時計の世界には様々なジャンルが存在する。そんななかでもカジュアルウオッチを代表するジャンルとして広く認知されているのがデジタル時計。
しかし、多くの人にとって身近な存在であるデジタル時計について、正確な定義を把握している人は意外に少ない。一般的に電池を動力にして、液晶ディスプレイで時間を表示する時計をデジタル時計として認識していることが多いのだ。
ただ、実際には動力が機械式であるか、電池であるかはデジタル時計の定義には関係しない。デジタルは数字を使って直接時間を表示する時計、逆にアナログは針を使って数字などのインデックスを指し示して時間を表示する時計を指すのである。
最もメジャーで数も多いのは、液晶やLEDを使った電子的なデジタル表示だが、ほかにもデジタル表示と針を使ったアナログ表示を組み合わせた“デジアナ”や、数字をレイアウトしたローラーやディスクを回転させて時間を示すタイプなど、種類も意外に多く、ディスプレイの見せ方やケースのデザインなど、それぞれディテールへの独自のこだわりが光る。
今回は、手軽に楽しめる1万円台までの価格帯から、大人のセカンドウオッチとしてもオススメのデジタルウオッチをセレクトしてみた。ぜひチェックしてみて欲しい。
カシオコレクション
カシオクラシック
1970年代後半に発売されたフロントボタンモデル52QS-14Bを、当時と同じフルメタルケースで復刻。メタル素材のアイコニックなフロントボタン、ヘアラインと鏡面で磨き分けされたケースなど、レトロな見た目と上質感を程よく両立している。暗所でも時計の読みやすさを維持するためのLEDバックライトのほか、ストップウオッチ、アラームを搭載しており、実用性にも優れる。
【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室
TEL.0120-088-925
タイメックス
アイアンマン 8ラップ
“アイアンマン 8ラップ”は、発売初年度(1986年)に40万本のセールスを記録し“スポーツウオッチの金字塔”と称される名作の復刻版。復刻版の製作にあたって、オリジナルモデルの設計者が監修し忠実に再現されており、トライアスロンのために開発された100m防水のケースや、誤操作を防ぐためにフロントに設けられたボタンなど、いまなおユーザーを引きつける魅力を放つ。
【問い合わせ先】
ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277
フューチャーファンク
FF201シリーズ
世界が宇宙開発に沸いた1970年代に人気を博したLEDウオッチをモチーフに製作されたモデル。オーバル型のフォルムに、ストライプ模様の装飾が施されたユニークなケースに赤いプラスチック風防を設置。風防を立体的にカットし存在感を際立たせるとともに、レトロな雰囲気を演出。フューチャーファンクの前身であった時計商社が製作に関わった、旧ソ連の旧ソ連のCCCPのLEDウォッチの雰囲気をベルトの薄さにまでこだわって再現している。
【問い合わせ先】
ピークス
TEL:03-5778-3260
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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